【大アルカナ９：白雪姫】「これが正解！」ってないんだ！

このページでは、インナーチャイルドカードの読み方が分からないあなたのために、出来るだけ分かりやすく、また私自身が実際に遭遇した出来事を物語のような形でお届けしています。

自分でカードが読めるようになりたい。お仕事にインナーチャイルドカードを活用していきたい。と考えている、特に初心者の方に向けた内容になっていますので、是非参考にしてくださいね。

＜白雪姫：「これが正解！」ってないんだ！＞

「村川久夢インナーチャイルドカードセラピー講座」の資料を作る時、タロットの参考書は鏡リュウジさんの『タロットの秘密』を、インナーチャイルドカードはイーシャ・ラーナーさんのインナーチャイルドカードの参考書やワークブックを、カード毎に対比させて読んでいました。

「大アルカナ９」の項を読んでいて、興味深いことに気づいたのです。

＜タロット「大アルカナ９：隠者」の解説＞

『タロットの秘密』の「大アルカナ９：隠者」の項には、「ひとりで過ごす静かな時間が魂を磨く」という記述がありました。

インナーチャイルドカードの解説書の「大アルカナ９：白雪姫」の項には、「孤立や分離した状態で生きても、幸せや満足は得られないでしょう」という記述があったのです。

タロットとインナーチャイルドカードの「大アルカナ９」、「孤独」について鏡リュウジさんは、「ひとりで過ごす静かな時間が魂を磨く」と捉えておられ、イーシャさんは、「孤立や分離した状態で生きても、幸せや満足は得られないでしょう」と捉えておられるのです。

＜え！どっちなん？？？＞

最初、そのことに気づいた時は、「え！　どっちなん？？？」と思いました。

でもタロットの歴史やイーシャさんが大アルカナ９に「白雪姫」を当てはめられた経緯を読んでいると、「どちらもありなんだ！」と感じたのです。

インナーチャイルドカードの「大アルカナ９：白雪姫」を見て、ぐっすり眠っている女性を自分だと感じられる人は多いです。

そんな時は、タロット流の解釈で「疲れていませんか？休息してエネルギーを蓄える時ではありませんか？」と問いかけようと思います。

また、白雪姫を案ずる小人に意識が向かう人には、「あなたの周りにあなたを助ける人、導く存在を感じませんか？」と問いかけようと思います。

＜「これが正解！」ってないんだ！＞

タロットの解釈でもインナーチャイルドカードの解釈でも、「これが正解！」と言う「正解」はないのだと理解したのです。

タロット流アプローチでもインナーチャイルドカード流アプローチでも、クライアントの思い込みや拘りをはずし、本心を見つけ解き放つことが大切なのです。

カードを使ってクライアントが自分の思いを語り楽になることが大事なのです。そのためのカードであり解釈なのです。

「大アルカナ９」の違う解釈に出会って、クライアントの気持ちにアプローチするバリエーションが豊かになりました。

インナーチャイルドカードマスタークラス国際認定プラクティショナー：村川久夢（むらかわくむ）

　以上、インナーチャイルドカード「大アルカナ９：白雪姫」の物語でした。インナーチャイルドカードの各カードの意味や解釈を知りたい時は、「インナーチャイルドカード物語」をご覧下さい。講師と一緒にもっと深く学びたい時は「村川久夢インナーチャイルドカードセラピー講座」にお越し下さい。講座については下記ボタンを押して、案内ページをご覧下さい。　

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