【大アルカナ７：ピーターパン】魂を乗せた船は何を目指しているのか？

このページでは、インナーチャイルドカードの読み方が分からないあなたのために、出来るだけ分かりやすく、また私自身が実際に遭遇した出来事を物語のような形でお届けしています。

自分でカードが読めるようになりたい。お仕事にインナーチャイルドカードを活用していきたい。と考えている、特に初心者の方に向けた内容になっていますので、是非参考にしてくださいね。

　＜ピーターパン：魂を乗せた船は何を目指しているのか？＞

写真のカードはインナーチャイルドカード「大アルカナ７：ピーターパン」です。

カードには船が描かれています。あなたが船の先端にのっているとして、あなたにとってこの船は何を表しているように感じますか？この船の乗り手であるあなたは何を目指していると思いますか？

イメージしてみて下さい。出来たら紙に書き出して下さいね。

＜タロット「大アルカナ７：戦車」＞

従来のタロットの大アルカナ７は「戦車」です。ユング派の心理学者は「戦車」を「魂の乗り物」と考えました。戦車に乗っているのは、自我あるいは魂そのものと考えられます。

自分をコントロールできれば、目指すものを達成できるのです。物事は流動的であっても、流れに乗り正しい方向に動いているのです。精神的な柔軟さを失わないで下さい。頑な思い込みに注意してください。

タロットの「大アルカナ７：戦車」はこのような意味を持っているのです。「戦車」の意味は鏡リュウジ先生の『タロットの秘密』を参考にさせて頂きました。

＜インナーチャイルドカード「大アルカナ７：ピーターパン」＞

インナーチャイルドカード「大アルカナ７：ピーターパン」に描かれた帆船も、魂の乗り物と言えると思います。最初にイメージしてもらいましたが、あなたは魂の乗り物に乗って、何を目指していると思いましたか？

このように自分に問いかける機会を持つと、自分の魂が目指しているものが、何であるのかが、少しずつ明らかになります。

インナーチャイルドカードの「大アルカナ７：ピーターパン」は、地上に根ざした生活と、あなたの魂が目指す精神的な生活とのバランスが必要であることを意味するカードです。

「ピーターパン」の物語では、ピーターパンは私たちを冒険や野性的で開放された世界へ誘います。しかし、結局、私たちは人生の冒険を全て体験し終えた時、魂が安らぐ場所が与えてくれるものに気づくのです。

これまでの堅実な人生の歩みやあなたの隠れた資質に目を向けてください。「ピーターパン」の物語の子どもたちが、人生の冒険を全て体験し終え家に帰る時、安らぎの場所がどこであり、それが与えてくれるものが何であるのかに気づいたように。

＜夢を見て空想をめぐらせて下さい＞

でも、夢を見て、空想を巡らせ、冒険する自由を自分に与えて下さい。精神的な柔軟さを失わず、頑なさや偏った考えに陥らないように注意して下さい。

人生の道のりで障害や突然の曲折に見舞われた時、パニックに陥らないようにして下さいね。

困難な状況に出会っても、100％の困難な状況はないはずです。例え数％でも、困難を切り抜けられる要素があるはずです。あなたがパニックに陥らず自分をコントロールできれば、目指すものを達成できるのです。

さて、最初の質問に戻りましょう。あなたの魂を乗せた船は何を表していますか？あなたの魂は何を目指していますか？「ピーターパン」のカードを引いたことを、あなたが目指すものを考えるチャンスにして下さいね。

インナーチャイルドカードマスタークラス国際認定プラクティショナー：村川久夢（むらかわくむ）

以上、インナーチャイルドカード「大アルカナ７：ピーターパン」の物語でした。インナーチャイルドカードの各カードの意味や解釈を知りたい時は、「インナーチャイルドカード物語」をご覧下さい。講師と一緒にもっと深く学びたい時は「村川久夢インナーチャイルドカードセラピー講座」にお越し下さい。講座については下記ボタンを押して、案内ページをご覧下さい。　

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