【雛祭り】豊かさを競う行事なの?

 

<手作りお雛様>

もうすぐお雛祭りですね。以前、手持ちのフェルト、端切れ等で、猫のお雛様を作ったことがありました。お雛様の髪飾りは鏡餅の水引をリメイクしました(笑)

 

当時、入院中で雛祭りを祝えない母のために作ったのです。絶飲食で苦しい入院生活をしている母を少しでも元気づけたくて、一生懸命に作りました。母もとても気に入ってくれて、看護師さんや同室の入院患者さんに嬉しそうに見せていたようです。

 

私は手芸が好きなので、キットを買って、木目込人形のお雛様(お内裏様とお雛様)を作ったこともありました。

 

 

 

<由緒正しい御殿雛>

今はどうなのか知らないのですが、私が子どもの頃は、「雛人形を持っているかどうか?」「 何段飾りか?」「 御殿がついているかどうか? 」と持っている雛人形で、持っている人の序列が決まるような傾向があって嫌だったことを覚えています。

 

私は生まれた時、祖母が私の雛人形を買ってくれました。ごく標準的な雛人形だったと思います。

 

 

ある時、お金持ちの親戚のお雛祭りに招かれました。広い和室にいかにも由緒正しい立派な御殿雛が飾られていて、圧倒されました。また、裕福な友人のお雛様も御殿雛でした。狭い家の片隅に飾られている自分のお雛様が貧相に思え、悲しく感じたのでした。

  

そんな私に追い打ちをかけるように、親戚のおばさんが「久夢ちゃんのお雛様は、安物やから、顔が歪んでいる」と言ったのでした。そんなことを言う神経を疑いますが。

 

<何のための雛祭りなの?>

「何のための雛祭りなの?」と雛人形の豪華さで序列を競うような雛祭りには抵抗を感じます。

 

今は、段飾りの高級な雛人形より、自分が作った猫の雛様やキットを買って作ったお雛様、手のひらにのる豆雛人形に愛着を感じるようになりました。

 

でも、雛祭りは好きな行事です。亡くなった母は 季節の行事を大切にしていました。雛祭りには、雛人形を飾り、ばら寿司(田舎ちらし)、蛤のお吸い物、 蜆と大豆の煮物などを作ってくれました。

  

私も一度ばら寿司を作って、それがどんなに手間がかかるかを実感しました。手間を惜しまず作ってくれた母の愛を感じます。

   

 

雛祭りが、雛人形の豪華さで豊かさを競う行事ではなく、子どもが愛を感じる行事であって欲しいと思います。

 

 

<関連記事>

*村川久夢プロフィール

*村川久夢著『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』1章無料公開中

*村川久夢著『大丈夫、きっと乗り越えられる~鬱・夫の死を克服した私からのエール~』

 

       

*----------*

【村川久夢ホームページ】

✿村川久夢著『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』✿

 

新著『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』は、村川久夢が「年だから」「今さら遅いから」など様々な心の制限を外し、他の誰かのためではなく、自分の心が望むことにしたがって生きるようになった軌跡を描きました。私が自分軸で生きられるようになった成長の課程を描いています。

  *電子書籍(Amazon Kindle「読み放題」に登録されている方は0円でご購読いただけます。一般価格は550円です)下記ボタンよりお申込み下さい。

*紙書籍は、¥1,000(送料込み)です。下記ボタンよりお申し込み下さい。

 

*----------*

✿心の制限を外す無料メール講座✿

 

 心の制限を外せば、いろいろなことにチャレンジして、人生を楽しめるのです。「心の制限の正体とは何か?どうして心の制限を外すか?心の制限を外せばどんなことが起こるのか?」を9通のメールに込めた「心の制限を外す無料メール講座」を是非お読み下さい。

 

*----------*

✿村川久夢インナーチャイルドカードセラピーご案内✿

「村川久夢インナーチャイルドカードセラピー」は、インナーチャイルドカードを使って、あなたの心の奥底にある夢や希望を明確にし、恐れや不安を整理し解決するサポートをします。本心がわからなくなった時、自分の心を見つめ直し整理したくなった時、どうぞ相談にいらして下さい。

 

*----------*

 

*村川久夢ホームページトップには、拙書『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』に頂いた感想を多数掲載しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA