インナーチャイルドカードでも
タロットでも
リーディングをしていると
「これでいいのかな?」
と不安が頭をよぎることがあります。
<「皇帝」の足の意味は?>
私はタロットを使って
リーディングする時も
インナーチャイルドカードを使う時と
同じようにまず絵の見え方を
クライアントにお尋ねします。
*タロット「皇帝」
タロットでリーディングした時
「皇帝」を引かれたクライアントが
「『皇帝』の足が気になる」
言われました。実はその時、
私も「皇帝」の足に目が行きました。
インナーチャイルドカードでは、
「皇帝」は「裸の王様」です。
インナーチャイルドカードの解説書も
タロットの解説書も何冊か
読みましたが、
「皇帝」の足に関する記述を
私は思い出せませんでした。
<地に足をつける>
その時、私は「足元を固める」
「地に足をつける」という言葉を
思い出しました。
「『足元を固める』『地に足つける』
という言葉がありますが
思いあたることがありますか?」
と尋ねました。
私の問いかけにクライアントは、
「確かに『足元を固め』
『地に足をつける』べきことが
たくさんあります」と言って
ご自分が今抱える悩みを
話して下さいました。
娘さんが職場に適応できずに
お母さんであるクライアントを
頼って来たこと、
いつの間にか成人した娘を
甘やかしてしまっていること等を
話して下さいました。
<「男性原理」と「女性原理」>
私は鏡リュウジさんの
『実践タロットリーディング』の
「皇帝」の項に書かれていた
「男性原理」と「女性原理」の
エピソードを思い出しました。
異年齢の子どもが
野球をして遊んでいた時、
年少の子どもが三振したのが悔しくて
泣き出しました。
「年下だから、もう一度やらせてあげよう」
という少年がいたのに対して、
リーダー役の少年は
「ダメだよ、ルールはルールだから」
と言ったのです。
「男性原理」と「女性原理」を
理解しやすいエピソードです。
そして、どちらが大事ということではなく、
「男性原理」「女性原理」どちらも
必要であるとことを示しています。
「皇帝」のカードのこのエピソードを
クライアントにお話すると、
クライアントは大変納得されました。
職場に適応できずに頼って来た娘を
受け入れることも必要であり、
娘が自立できるように
「足元を固め」「地に足をつける」時が
来ているのだと感じられたようでした。
<自分の「正解」に従う>
「皇帝」のカードの
皇帝の足の解釈は私の解釈です。
クライアントが皇帝の足に
注目され、私の解釈で
リーディングを進めた時、
一瞬「これでいいのかな?」と思いました。
でも、私は上記のような
リーディングの論拠を持っていました。
そして、解釈に絶対的な『正解』はない」
と言うことを知っていました。
インナーチャイルドカードセラピーでも
タロットでも、私はカードを
クライアントが、自分が抱えている問題を
整理して解決するツールとして
使っています。
リーディングに迷った時は、
自分のリーディングの論拠を明確にする。
解釈に絶対的な「正解」はない。
この2つことを再確認します。
そして自信をもって
私の「正解」に従います。
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