自分の「嫌だ!」という気持ちを上手に伝える

 

 

韓国ドラマを見ていたら、「毎日、残り物ばかりでウンザリなのよ!」と娘が言って、母親と喧嘩する場面がありました。食堂で働く母が、食費を助けるために、毎日残り物をもらって来るという設定でした。その時、母親に対して「イヤだ!ウンザリだ!」と言える娘を、私は羨ましく感じたのでした。。

 

 

<カマボコ>

実は、私の母も社員食堂の調理補助の仕事をしていた時期があり、毎日のように残り物をもらって来ました。定食の付け合せのカマボコが残るので、母は毎日カマボコをもらって来ました。

 

そして、ほぼ毎日、中学生だった私のお弁当にカマボコを入れたのでした。もちろん、おかずがカマボコだけだったわけではありませんが…。美味しいカマボコでしたが、毎日だと飽きます。

 

お弁当を残すと母が「美味しくなかったの?」と悲しそうな顔をするので、黙って毎日食べました。

 

 

<母の気持ちを先回り>

母は苦労の多い人でした。私が中学生だった頃は、祖父母の介護を母が一人でしていました。家計のやりくりに苦労をしている姿も見ていました。「苦労している母を助けてあげなければ」と私はいつも無意識のうちに思っていたのです。

  

いつの間にか私は、母の気持ちを先回りして察知し、自分の気持ちより母の気持ちを優先するようになっていたのです。

   

「お弁当に毎日カマボコを入れないで」「カマボコばかりだと飽きるよ」と母に自分の気持ちを伝えられなかったのでした。

 

  

<自分の気持ちを上手に伝える>

韓国ドラマの母娘のように、親子喧嘩をする必要はないですが、本当の気持ちをもっと上手に母に伝えたかったなとつくづく思います。

    

母も苦労の多い祖母を思って、祖母の気持ちを優先させ、自分の気持ちを上手に表現できないまま大人になったのでした。

 

母も私も手先は器用な方です。でも、相手に自分の気持を伝えることは、本当に不器用だったと思います。

 

気持ちを伝えるのは難しいですよね。特に「嫌だ!」という気持ちを伝えることは。

   

 

でも、攻撃的になったり、感情的になったりせず、上手に自分の気持ちを相手に伝えられることは、本当に大切です。自分の心を守るためにも、上手に自分の「嫌だ」と言う気持ちを伝えたいですよね。

  

 

作家:村川久夢(むらかわくむ)

    

 

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