心にもクローゼットにも新しい風が吹いた

　　　

過去の写真を見ていて気づいたことがありました。「ここ何年も、毎シーズン同じ服を着ている…」と。そこで、思い切って新しい洋服を買って、着なくなった服を処分しました。その時、クローゼットも私の気持ちも、風通しが良くなったように感じたと言うお話です。

　

＜毎シーズン同じ服＞

私は自宅でパソコンに向かっている時間が大変多いです。衣類も動きやすく気楽なものを好んで着ています。

　

ある時、過去の写真を見ていて、冬にはこの服、春にはあの服と言う感じで、もう何年も毎シーズン同じ服を着ていることに気づいたのです。

　

「あらら・・・」

　

いくら作家活動に夢中だからと言って、「これはいただけない！」と反省しました。「春なんだし、好きな小花模様のガーリーなワンピースを買おう」と思ったのです。

　

　

　

＜クローゼットの整理＞

お手頃価格のワンピースを２着買うと、なんだか気分が明るくなりました。

　

そこで思い切って、クローゼットを整理して、もう着なくなった服を処分したのです。処分したのは、教師時代に着ていたスーツ類です。20年以上前にデパートで買ったまあまあ上等の服で、素材も縫製もよくて重宝した服でした。

　

以前は、「デパートブランドの服だから」「素材も縫製もいいから」「高かったから」「またスーツを着ることがあるかも知れないから」とスーツ類を処分できませんでした。スーツやジャケットやコートは、思いきれずに何十年もクローゼットで眠っていたのです。

　

＜新しい風が吹いた＞

スーツ類は高かっただけあって、品質も良く、今でも着られそうです。でも、もう今では、デザインも古くなり、よく着たのでくたびれているのも事実なんです。

　

スーツ一着一着を手にとると、いろいろ思い出が蘇って来ました。

「このスーツを着て、卒業式や入学式に出席したな・・・」

「○○ちゃんの結婚式にもこれを着て参列したな・・・」

　

でも、今の私はスーツを着る必要がある場所に出ていくことは、ほとんどありません。スーツを着たいとも思わないのです。

　

私は活躍してくれたスーツ類に心から感謝して、処分しました。

　

　

　

着なくなった服を思い切って処分すると、きちきちだったクローゼットに余裕ができて、なんだか、風通しが良くなったように感じたのでした。そして、私の心にも余裕が出来て、新しい風が吹いたように感じたのでした。

　

　

　

　

　

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