2016年４月からブログ毎日更新を始めたので丸5年経ちました。ブログ毎日更新６年目に入りました。読者の皆様のおかげです。
６年目に入ったのをキッカケに、なぜブログを毎日書いているのか？何を書いているのか？なぜ続けられたのか？私のブログを読んでどんな効果があるのか？を考えたいと思います。
＜なぜブログを毎日書いているのか？＞
ブログを書き始めたキッカケは、自分のエッセイや小説を発表して、読んでもらう場を得ることでした。
私は大学を卒業すると、中学の英語の教師になりました。傍目には、堅実な人生を歩んでいるように見えたかも知れませんが、私はいつも自分が本当にやりたいことがわからずに悩んでいました。誰かに相談しても「今の生活に何の不満があるというの？！」と言って、相手にしてもらえませんでした。
結局、私が自分と向き合い、本当にやりたいことを自分に問うたのは、夫の急死で鬱が悪化し、教師の仕事を辞めざるを得なくなった後でした。
私は真剣に自分と向き合いました。そして、書くことで自己表現して、読者の共感を得ること、つまり作家として活動することを心の底で強く願っていることに気づいたのでした。
前置きが長くなりましたが、私にとって、ブログで自分の文章を発表することが、作家活動を始める第一歩、夢を叶える第一歩だったのです。
ブログは私にとっての表現活動、創作活動の場なのです。
＜何を書いているのか？～思いつきと勢い～＞
おっかなびっくりで書き始めたブログですが、SNSと連動して、少しずつ読者ができ、コメントや感想をもらうようになりました。それが嬉しくて、あまり何も考えず、思いつきと勢いで書きたいことを書いていました。
ブログを書き始めて半年ほど経った頃、書き溜めたエッセイを出版したいと思うようになったのです。
エッセイ集を出版するに当たり、「誰に向けて書くのか？何を書くのか？読者は私のエッセイ集を読むことでどんな効果があるのか？」等を考えることになりました。
当時は、エッセイや小説を書いてブログに投稿することが楽しく、思いつきと勢いで書いていたので、エッセイ集出版を機会に「誰に向けて書くのか？何を書くのか？読者は私の文章を読むことでどんな効果があるのか？」を考えるようになったのでした。
＜何を書いているのか？～鬱と夫の死～＞
最初のエッセイ集出版を契機に、私は私の人生の棚卸をして、私の人生の大きな特徴は、鬱と夫の急死から立ち直ったことだと自覚したのでした。
そのころから、ブログの内容も鬱や夫の死から立ち直った経験をいろいろな角度から書くようになりました。
すると「私と同じように鬱に苦しんだ人が、こんなに元気になっていて励まされた。私もがんばろうと思う」「私も夫を亡くして、なかなかわかってもらえない辛い気持ちに寄り添ってもらったようで癒やされた」と言う趣旨の感想をたくさんもらうようになったのです。
＜何を書いているのか？～心の制限を外す～＞
ブログを書き続ける内に、私が鬱になった根本原因に気づいたのです。それは私の成育歴と深く関係していました。
私は個人の気持ちや願望より、外聞や世間体等、人の評価ばかりを重視する家庭で厳しくしつけられたのです。人からの評価を最優先にして、自分の気持ちを押し殺すことを幼い頃から強いられたのでした。
それは得体の知れない生きづらさとなって私を苦しめ続けました。鬱の根本原因もそれだったと思います。
私は今、外聞、世間体等の心を抑圧するものを「心の制限」と呼んでいます。私がブログを書いているテーマは「心の制限を外し、自分の可能性を信じ、夢を叶える」です。
＜５年間なぜ続けられたのか？＞
ブログを書くことが、私の最大の自己表現だからです。ブログは創作活動の場であり、発表の場であるからです。「書きたい！」と言う強い願望が根底にあることが、一番の理由です。
でも、書けない時や書きたくない時も勿論あります。そんな時はいろいろ工夫しています。過去ブログをリライトしたり、SNSで書いた文章をいくつかつなぎ合わせてブログ記事にしたり、時には趣味の編み物や簡単レシピを投稿したこともありました。
ブログを続けるための工夫を書いたブログにまとめているのでリンクしますね。
＜どんな効果があるのか？＞
ブログに頂いたコメントや感想の一部を紹介します。
＊鬱病自体も苦しいけれど、病気を理解してもらえないことが辛いです。久夢さんのブログを読むと、辛い気持ちに寄り添ってもらえるように感じます。
＊重い鬱に苦しんだ人が、こんなに楽しそうで元気になっているのを知って、私も治るんだと希望が持てました。
＊文章がとても心地よく、す～と心にしみこんで来ました。優しい言葉だけれど、パワーがあって心を元気にしてくれるビタミンＣ剤のようだと感じました。
＊久夢さんが年齢にとらわれず挑戦していく姿は、道が開けていって、人生は明るく楽しい方向に向かっているんだなと感じました。
私のブログがこうして誰かの役に立てていると思うと、「また頑張ろう！」と思えます。
＜今後ともよろしくお願いします＞
ブログ毎日更新６年目に入ったことを簡単に報告する簡単なブログにするつもりが、長いブログになってしまいまし。
自分のブログを振り返り、「読んで頂いている皆様に支えられているのだな～！」と改めて感じました。まだまだ発展途上の私ですが、今後ともよろしくお願いします。
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