「そこまでやらんでも…」と言われても

好きで好きで夢中になって、好きなことを積み重ねれば積み重ねるほど、上達し、自信に繋がる時があります。この時は「好き」の幸せな段階ではないかと思うのです。

   

 

何かが物凄く「好き」で夢中になっていて、ある時、「自分が思い描いていたものと、自分のやっていることが違っている!」「自分が思い描いているものを表現出来ない!」と気づくと、「好き」が苦しみに変わるのです。

 

私を例にお話すると、初めは機嫌よく文章を書いていた私が、ある時、自分が表現したいことを自分の文章が描き切れていないことや伝えきれていないことに気がつくと、もう無邪気ではいられません。

 

 

その時、好きな気持ちは苦しみに変わるのです。その時の苦しみは、好きな分だけ激しいのです。

 

そんな時、例えばブログが書けない時や原稿が書けない時、人から、「そこまでやらんでもええやん」「ほどほどにしたら」「そんなに苦しむなら、止めたらええやん」とい言われてももう止められないのです。

 

自分でも苦しくて、逃げたくて、「止めたら楽やろうな」と思うけれど、でも止められません。のたうち回って、何とか乗り越えて書き上げるのです。

  

 

何とか乗り越えて書き上げた喜びは、無邪気に好きで夢中になっていた頃とは、また違った深い喜びがあるのです。

 

壁にぶつかって、のたうち回って苦しんで、なんとか乗り越える。そんな辛い繰り返しがあっても、それでも続けることが出来るのは、本当に「好き」だからなのです。このつらい「好き」の繰り返しから生まれてくる自信は生半可なものではないのです。

  

「そこまでやらんでも…」と言われるくらい好きなことがあるのは、つらい時もありますが、幸せなことだと私は思っています。

 

   

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