理想の自分になりきる2つの効果

自分の理想としている人の姿を真似て、

「なりきる」ことは、

意外に効果があります。

 

理由は、以下の2つです。

1、心の制限が外れる

2、想像力が刺激される

 

1、心の制限が外れる

 

私はほとんどテレビを見ませんが、

何年か前、

『赤毛のアン』の翻訳者

村岡花子をモデルにした

「花子とアン」を

楽しみに見ていました。

 

私が村岡花子訳の「赤毛のアン」の

大ファンだったからだと思います。

 

貧しい農家の子女だった花子が、

努力と苦労を重ねて、

翻訳者として成長して行く姿や、

英語に対する弛まぬ情熱が、

真剣に英語と関わった者として、

共感でき刺激になりました。

 

編集者として働くようになった

花子の銘仙の着物姿や、

翻訳者になった花子が

大きな辞書を使って翻訳し

万年筆で原稿用紙を埋める姿が

本当に素敵で憧れました。

 

 

前置きが長くなりましたが、

当時、私は英語でエッセイを書き、

自分で書いたエッセイを

日本語に訳していました。

 

私はパソコンや電子辞書を使って

書いたり調べたりしていたのですが、

「花子とアン」を見ていた時は、

銘仙の着物を着て、

大きな紙の辞書を引いて、

万年筆でサラサラと原稿用紙を埋めている

自分の姿が浮かびました。

 

花子になりきっていたんですね。

 

その時は、

「私の英語なんて大したことないのに

エッセイなんて書いてもしかたない」

「英語力もないのに

英文エッセイなんて書いていると

批判されないだろうか」

「文法や綴を間違えていないだろうか」

などの心にかかっていた

黒雲のような制限は

吹っ飛んでいるんです。

村岡花子になりきっていました。

 

なりきり効果絶大でした。

 

 

2、想像力が刺激される

 

それになりきっている時は、

とっても高揚した気分です。

 

心の制限が外れると

心が自由になり

書きたいことが湧き出てくるのです。

 

インナーチャイルドカードセラピーに

出会って作家になりたい本心に

気づいてからは、

よく「なりきりごっこ」をしました。

 

私は特に林芙美子を

好きなわけではないのですが、

女流作家というと林芙美子が

心に浮かぶんですね。

 

大島のアンサンブルを着て、

万年筆を持って頬杖をつくと、

気分はすっかり林芙美子でした。

 

林芙美子、波瀾万丈の人生、

自由奔放、大胆、不屈のような

キーワードが浮かび

掌編小説をいくつも書きました。

 

想像力を刺激されるという点でも、

なりきり効果は絶大でした。

 

ちょっと滑稽に思えるかも知れませんが、

本当に効果があるのです。

いまいちテンションが上がらない時など、

是非、理想の自分を思い描いて、

なりきってみて下さいね。

 

心の制限が外れ、

想像力が刺激されます!

それにけっこう楽しいですよ~

 

村川久夢(むらかわくむ)

 

*村川久夢プロフィール

村川久夢略歴:人生捨てたもんじゃない

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