人生に影響を与えた出会い––生きづらさを乗り越え、夢を叶える道

 

あなたの人生を変えた「出会い」はありますか? 誰かのひと言が、自分の人生を大きく変えることがあります。

  

私にも、そんな出会いがありました。

 

 

ある日、カフェで見かけた一枚のフライヤー––。それが、私の生きづらさを解きほぐし、諦めていた夢を叶えることにつながったのです。

 

このブログでは、私の人生に影響を与えた人との出会いで、私が大きな気づきを得て、生きづらさの原因になっていた心の制限から自由になり、夢を叶えられた経験をお話します。

 

あなたが「自分に自信が持てない」「自分の夢がわからない」「原因不明の生きづらさ」に悩んでいたら、私の経験がきっと役立てると思います。

 

 

カフェにあった一枚のフライヤーで私はその人のことを知りました。その人はインナーチャイルドカードセラピストのラファエラさんだったのです。

 

私の人生のターニングポイントになったフライヤー

 

カラフルなインナーチャイルドカードと穏やかそうなラファエラさんの写真を見て、彼女のセッションを受けてみようと思ったのです。

 

その時はただ、「なんとなく気になるな」と思っただけ。でも今振り返ると、あの一枚のフライヤーが、私の人生の分岐点でした。

 

当時の私は、うつが原因で教師を辞め、生きる目的を失っていました。また、幼いころから「なんのためにこんな苦しい思いをして生きなければならないのか?」という生きづらさをいつも感じていたのです。

 

ラファエラさんのインナーチャイルドカードセラピーのセッションを初めて受けた時のことは、10年経った今も忘れられません。

 

初めてのセッションで、インナーチャイルドカードを引いて、引いたカードから受けた印象を紙に書きました。

 

私の文章を読んだラファエラさんが、「素敵な文章ですね。作家さんみたい」と言われたのです。

 

私はドキッとしました。「私には才能がないから無理だ」と思って諦めて、口に出すことすらためらっていた私の夢は、「作家になって、自分の思いを綴り、それを必要としてくれる人に読んでもらう」ことだったのです。

 

初セッションは、短い時間でしたが、心が軽くなり癒やされたのを感じました。

 

 

その頃の私は「自分に良いところは一つもない」「生きていても価値がない」「生きるのがつらい」と感じていたのです。

 

「インナーチャイルドカードを一枚一枚学べば、もっと心が癒やされる」と感じて、ラファエラさんの講座に通い始めました。

 

 

インナーチャイルドカード:大アルカナ

 

レッスンでカードから受けた印象をノートに書いて、私がカードを見てどんな気持ちになったかをラファエラさんにじっくり聞いてもらい、カードの説明をしてもらいました。

 

私が大きな気づきを得たのは、「大アルカナ6:ヘンゼルとグレーテル」のカードでした。カードの印象について、当時の私は下記のように書いています。

 

インナーチャイルドカード「ヘンゼルとグレーテル」

 

【私と弟は、田舎のおばあちゃんの家に来ていて、京都では見られない大きな森に来ました、めずらしい小動物を眺めています。でも、私は内心、家にいる両親の経済状態を心配しています。弟がお菓子の家を見つけて、「食べに行こう」と言いますが、私は勝手に食べていいのか迷っています】

 

私は幼い頃から、一生懸命に働いていても経済状態が苦しい両親を気づかっていました。欲しいものがあっても決して口にせず、欲しくないふりをして我慢していました。

 

何をするのも両親に尋ねて、「いいよ」と言われないと行動しませんでした。

 

それまでの私は、感情を抑え込むことが当たり前になっていました。でも、カードを見つめながら話しているうちに、胸の奥から何かがこみ上げてきました。

 

「ああ!  そうだったんだ!」

 

そう気づいた瞬間、ずっと押し込めていた涙があふれ、止まらなくなりました。いつの間にか、ラファエラさんが驚くほど大泣きしていたのです。

 

 

涙と一緒に「私は両親を気づかってばかりで、欲しいものもしたいことも、諦めて我慢していたんだ!」と気づいたのです。

 

幼い私自身が受けた心の傷がなんであり、そのことが原因で今も生きづらいのだとやっとわかったのです。

 



*この時のことは「インナーチャイルドカード物語」下記ページに詳しく書いています。

【大アルカナ6:ヘンゼルとグレーテル】我慢してばかりのあなたへ


 

今も私の心に存在する幼い傷ついた私自身、それが私のインナーチャイルドなのです。

 

レッスンは、私が私のインナーチャイルドと対話する時間でした。ラファエラさんが上手く対話できるようにサポートしてくれたのです。

 

レッスンを重ねると、少しずつ心が軽くなり、自分の良いところを見つけ、何をしたいのかもわかってきたのです。

 

 

「作家になって、自分の思いを綴り、それを必要としてくれる人に読んでもらう」という私の夢が明らかになり、それを叶えるために行動しはじめたのです。

 

その頃から、毎日ブログを書き、ブログの原稿をもとに、念願の初エッセイ集『大丈夫、きっと乗り越えられる~鬱・夫の死を克服した私からのエール~』を出版することができたのです。

 

念願の初エッセイ集『大丈夫、きっと乗り越えられる』

 

*『大丈夫、きっと乗り越えられる~鬱・夫の死を克服した私からのエール~』

 

 

 

実は、昨日はラファエラさんの著書『空にいるあなたへ~黄色い花の物語』の出版記念パーティーでした。

 

 

*『空にいるあなたへ~黄色い花の物語』(ラファエラ 西田直美 著)

 

24歳の娘さんを亡くされたラファエラさんが、出版に至った経過や、本で何を伝えたいのか、私の経験を必要としてくれる人のもとに運びたいと挨拶されていました。

 

メッセージを語るラファエラさん

 

その時、初めてラファエラさんとインナーチャイルドカードセラピーに出会った時からのことが急に鮮やかに蘇ったのです。

 

ラファエラさんが語られた「私の経験を必要としてくれる人のもとに運びたい」という思いにも深く共感しました。

 

ラファエラさん(右)と久夢(左)

 

「自分に自信が持てない」「自分の夢がわからない」「原因不明の生きづらさに悩んでいる」、そんなあなたに私の経験を伝えたいです。

 

あなたの心の中にも、傷ついた幼い頃のあなたがいませんか?

 

「本当はこうしたかった」「でも、無理だと思って諦めた」––そんな気持ちが、今のあなたの生きづらさにつながっているかもしれません。どうか、一度その声に耳を傾けてみてください。

 

「本当は、何がしたい?」

 

その願いを、少しずつ叶えていくことが、あなたの未来を変える第一歩になるはずです。

 

 

 

 

 

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