ギリギリ星人必見！先延ばしを克服する簡単4ステップ -

＜あなたはどちらタイプ？＞

やりたくないタスクを先延ばしにしてしまう日本人は7割以上だといわれています。あなたもその1人ですか？　私は切羽詰まらないとできない「ギリギリ星人」でした。

たとえば、お客様が来られる寸前まで、掃除を先延ばしして、直前にあわてて手抜きの片付けをしたり、ギリギリまでゴミ出しできなかったりでした。収集車に向かって「すいません！　私も出します！」と叫ばなければならなかったこともあったのです。私の「ギリギリ星人」ぶりは、本当に情けなくなるほどでした。

私ほど酷くはないにしても、やりたくないことを無意識に避けてしまうのは誰にでもあることですよね。でも、切羽詰まってから取り組むとストレスが増して、問題がよけいにややこしくなってしまいます。

実は、ほんの少しの工夫で「ギリギリ星人」から脱却して、時間に余裕をもって取り組めるようになる方法があります。

＜先延ばし克服の簡単4ステップ＞

その方法は、私が先延ばしして、痛い思いをした経験から生まれました。究極に実践的な方法です。たいそうに言いましたが、方法は意外に簡単！　シンプルな４項目を実行するだけです。必要なものは、ノートとペン、可愛いシール（なくてもOK）だけです。

① 先延ばししていることをすべて書き出そう

まず、思い切って、ノートの最初のページに先延ばししていることを全部書き出します。不思議なほど、それだけでストレスが軽減します。棚卸しをして、見たくないことと向き合えるからなのです。

② 朝のタスクリストを作成

次にすることは、ノートの新たなページに、「2024.11.30」のように日付を書いて、毎朝、その日、やるべきことを書き出します。どんな小さなこと（郵便物を片付ける、ゴミを玄関に出す等）でも書き出すのです。やるべきことのハードルが低くなって、取り組みやすくなります。

これが私の「できたことノート」です
毎朝タスクを書き出し、夜に振り返りをするだけで、先延ばし克服の第一歩を踏み出せます！

③ 最も簡単なことから始める

ノートに書いた項目から、一番簡単にできることを選び実行すると、少しずつやる気になります。気がつくと「やる気スイッチ」が入っているのです。まず、動き出すことが大切です。

④ 振り返りで達成感を味わう

夜、その日の振り返りをします。朝、ノートに書いたどんな小さなことでもできたら、「まる」をつけます。面倒なこと、いやなことに向き合えたスッキリ感や小さな達成感を得られます。

朝に書いた項目が全部「まる」にならなくてもOK！　できたことに目をむけて、できた自分に「まる」をするのです。頑張ってできたことには「はなまる」を書いたり、可愛いシールを貼ったりするのも、やる気を高めてくれます。大人でもシールは意外に効果があるのです。

この「２～４」を繰り返すうちに、大切なことを実感します。思い切って、いやなことに取り組むと、その後、スムーズに家事や仕事がはかどり、時間に余裕をもって行動できることに。これで「切羽詰まらないとできない状態」から脱却できるのです。私はこの方法で「ギリギリ星人」からまあまあ普通の人に変身できました。

＜私の成功体験：本を自力で出版できた！＞

実はこの方法を用いて、私は三作目の『ああ、京都人～今を生き抜く知恵おしえます～』を自力で出版することができました。

構想段階から、章立て、執筆、校正、入稿データの作成、そしてAmazon Kindleへの投稿まで、すべてをほとんど一人でこなしました。大きなプロジェクトに見えるかもしれませんが、タスクを分けて一つずつ進めたことで、半年かけてなんとか達成することができたのです。

この成功体験を通じて学んだのは、「どんなに大きな目標でも、小さな一歩から始めれば実現できる」ということです。日々のタスクを書き出し、振り返るこの方法のおかげで、計画を着実に進める習慣が身につきました。

あなたもぜひ、小さな一歩から始めてみてください。この方法は、日常の小さなタスクだけでなく、大きな夢にも応用できるはずです！

＜すぐ簡単に始められる方法＞

いかがですか？　「な～んだ！」と思うような簡単な方法で、先延ばししてしまうクセを克服できるのです。

先延ばしのクセは、簡単な一歩から変えられます。まず、「やるべきことを全部書き出し、小分け」する。以後は、「朝にその日のタスクを書き出し、夜に振り返りをする」これを続けるだけです。私はこのタスクノートを　【できたことノート】　と呼んでいます。もう少しオシャレに【夢を叶えるノート】と呼んでもいいですね。