あなたはオーディションやコンテストに応募したことがありますか? 応募するだけでも勇気が必要ですよね。でも、応募しないままでいると、心に小さな後悔が残りませんか?

私も長い間、挑戦するのが怖くて逃げてきましたが、ある時、思い切って行動したんです……。落選しましたが、応募して良かったと思っています。
それは、「もっと若かったら」「もっと早く習っていたら」「もっと上手だったら」という「心の制限」(あるいは言い訳)を外して行動できたこと。
そして、もう一つは、「やればできる」という可能性の中に逃げ込んで、自分に言い訳をしつづけなかったことです。
<オーディションから逃げなかった私の物語>
私は長くオーディションやコンテストはもちろんのこと、習いごとの小さな試験さえも応募することから逃げていました。挑戦するのが怖かったのです。
しかし、ボイトレスクールに通っていた時、思い切って学内オーディションに応募しました。学内オーディションと言っても、予選を通過して優勝すると芸能界デビューもあるのです。

私は落選しましたが、オーディションという目標に向けて、毎日、オリジナル曲を練習しました。いつも緊張感を持って休まず真面目に努力して、音域が広がり、音程も安定したのです。努力は無駄ではありませんでした。

そして何より「もっと若かったら」「もっと早く習っていたら」「もっと上手だったら」という言い訳をして、オーディションを受けることから逃げなかった経験が大きかったのです。
<「やればできる」という幻想を壊す>
ボイトレでオーディションに応募して大切な経験をしたにもかかわらず、その時の私は小さな文学賞さえ応募していませんでした。応募して、落選し、私の小説がお話にならないレベルだと明らかになるのが怖かったのです。
「もっと文学にコネのある家庭に生まれていたら」「作家になるのに適した大学を卒業していたら」「文芸に縁のある仕事をしていたら」と自分に言い訳をして応募を避けていました。
その頃、偶然に『嫌われる勇気』を読みました。「もし何々だったら」という可能性の中で生きている限り、人は変わることができません。

『嫌われる勇気』で、哲人がこう語る場面がありました。耳の痛いことばでしたが、私はそこで初めて、挑戦から逃げつづけていた自分に気づいたのです。
<挑戦する勇気が未来を変える>
その後、覚悟を決めて月二回コンテストがある小説投稿サイトに、一年間、毎回応募しつづけました。
長編小説 『薫~書の道・愛の道~』 が新作セレクションに選ばれただけで、コンテストには13回落選したのです。正直言って、自分が嫌になって諦めそうになりました。

しかし、振り返ると、コンテストが新しい小説を書くキッカケになりました。編集者に読まれて、審査されることを意識して書くようになったので、テーマや構成をしっかり考えて執筆し、応募前に何度も改稿して、テーマが伝わりやすいかを考えるようになりました。

たとえ落選つづきでも、応募しつづけることで、私の小説が改善され、テーマが伝わりやすいものになったと実感したのです。
<幻想の花ではなく、本物の花を育てる>
『嫌われる勇気』の哲人が言うように、「『もし何々だったら』という可能性のなかに生きているうちは、変わることなどできません」

「年だから」「才能がないから」は、心を制限するものであり、同時に自分への言い訳でもあるのです。
私は60代になって特に、「もし何々だったら」という可能性のなかに生きている時間は私には残されていないと身にしみて感じています。
あなたは今、何歳ですか? 人生は無限ではありませんよね。言い訳している内に、あっという間に時は流れて行きます。
オーディションやコンテストだけでなく、チャレンジすることは、厳しい現実と向き合わなければなりません。でも、向き合うことで、自分を客観的に見ることができるのです。

自分を客観的に見ることは、自惚れという「幻想の花」をむしり取ってしまうでしょう。でも、長所を成長させて、「本物の花」を咲かせる第一歩なのです。

可能性という「幻想の花」ではなく、今ここで「本物の花」を育てること。それが、あなたの人生を彩り、未来を変えていくのです。

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