▶逆境の私を支えてくれた『ジェーン・エア』
うつ病、夫の急死、そして休職――そんな人生のどん底にいた私が、再び立ち上がる力をくれた一冊。それが『ジェーン・エア』でした。

『ジェーン・エア』の物語は、今の時代にも通じる普遍的なテーマを持っています。
「✨️困難な環境でも自分の価値を信じ抜く✨️」
というメッセージは、多くの人にとって励みになるでしょう。私もジェーンの生きざまに支えられた一人です。
▶『ジェーン・エア』はどんな作品?
『ジェーン・エア』が出版された時、イギリスは産業革命で国力が増し、貧富の差が生じました。
主人公ジェーンは、上流階級の家庭で家庭教師として働きます。
召使ではないけれど、上流階級からは低く見られるという、非常に不安定で孤独な立場でした。当時「女性は家の中で慎ましく、道徳的であるべき」という理想像が求められていました。

しかし、主人公のジェーンは、自立した精神を持つ女性でした。彼女は美貌も財産もない孤児でありながら、自分の感情や道徳心、自尊心を大切にし、男性に依存することなく自らの力で幸福と自立を追求するのです。
ジェーンの生き方は、苦難に直面する誰にとっても力強いメッセージを送ってくれます。ドラマチックで感動的な物語なので、何度も映画化、ドラマ化されました。

▶トラウマだった英語を克服する契機
主人公のジェーンがどんな試練も乗り越えて、自分の人生を切り拓く姿に強く惹かれ、『ジェーン・エア』は、私の一番の愛読書です。
ある日、BBCでドラマ化された『ジェーン・エア』を見る機会がありました。ドラマを見て久しぶりに翻訳本を読んでみる気になったのです。その時に何を思ったか、英語版でも読んでみる気になりました。
実は当時、私は夫に先立たれ、うつ病が悪化して休職中でした。私の英語は悲惨でもうボロボロ、私が休職に追い込まれた大きな要因に、まともに英語を教えられなくなったことがあったのです。

英語は、私にとって教師としての自負や熱意が全否定された象徴だったのです。思うように英語を教えることができなかった自責の念で胸が痛く、英語を思い出すことすらつらい時でした。
それでもジェーンの姿に触れたい! その想いが、私の心に小さな光をともしてくれました。
▶再び挑戦する勇気をもらった
英語版が一章読めると、翻訳で一章読むというスタイルで読むことを楽しむようになりました。何より「読んでみよう」と思えたことが大きな一歩でした。

ざっくりと大体の意味が分かればいいという感じで、ベッドに寝そべって楽しみながら読みました。この「楽しむ」と言う感じが良かったのかもしれません。英語版を読んでみようと思えただけでもうれしかったのです。
『ジェーン・エア』を英語で読むことで、英語への精神的な苦痛が緩和され、英語を再び学習する意欲が湧いて来るかもしれないと、当時の私は感じていたのでした。
ボロボロの英語力でしたが、一番感銘を受けたジェーンのことばを読み直しました。ジェーンがロチェスターに自らの価値を主張する場面です。
「私がどんなに貧乏で不美人でちっぽけな存在でも、私もあなたと同じように魂を持ち、愛情を持っているのです!」
このことばに胸が熱くなりました。まるで彼女が私自身に熱く語りかけているようでした。

「あなたの人としての価値を見失っては駄目よ!」
とジェーン自らが語りかけてくれたのを感じたのです。
「英語を教えられなくなっても、私の人としての価値がなくなったわけではない!」
ジェーンが地位や貧富差を越え、「平等な存在として自分の価値を主張する姿」に、私も「自分を信じる勇気」を取り戻すことができたのでした。
ジェーンのことばに、うつ病で立ち止まっていた私の心は再び動き出しました。重い扉で閉ざしていた心が、開くのを感じたのです。私の心は生きていました。そして、気づいたのです!
「私にはまだ何かをする力があるのだ!」と。
こうして、夫の死や悪化したうつ病でお先真っ暗な当時の私に、『ジェーン・エア』は再び挑戦する気力を与えてくれたのです。
▶自分の人生を自分で切り拓く
少女の頃にも、うつ病や夫の死でボロボロになった時にも、そしてまた、50代半ばになって、やっと自分の信じた道を歩き始めた時も、『ジェーン・エア』は、私を奮い立たせてくれるのです。

老眼や集中力の衰えなど、加齢という人生の不自由に出会っても、夢を叶え続ける私の心に、自らの人生を切り拓いたジェーンの姿が生きています。

「苦境に負けない強さを持って、あなた自身の人生を切り拓いて」と。
人生の荒波に翻弄されるとき、あなたを支えてくれる一冊があれば、それだけでまた歩き出せるかもしれません。
『ジェーン・エア』が私にとってそうだったように、あなたもぜひ、心を奮い立たせてくれる一冊を見つけてください。
(『ジェーン・エア』~逆境の私を救った一冊~:村川久夢)

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