香りに関する和歌、「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする」は、「古今和歌集」そして「伊勢物語」の第60段「花橘」に収録されています。
現代語に訳すと、「五月を待って咲く花橘の香をかぐと、昔親しくしていた人の袖に焚きしめていたお香の香がする」というような意味になります。
香りは一瞬にして過去の一コマを思い出させてくれるのですね。
昔、憧れていた先輩は、有名なブランドのオードトワレをつけていました。ユニセックスで、とても爽やかでいい香りでした。なかなか教えてくれない先輩に頼みまくって、オードトワレの名前を教えてもらい、私も張り込んで買い求めました。
そのオードトワレは、いつも先輩を懐かしく思い出させてくれました。
ある日、そのオードトワレをつけて外出すると、友だちが「あ~この香り!懐かしい!」と言って、私に抱きついて来ました。彼女が以前付き合っていた彼が、このオードトワレをつけていたそうなのです。
「五月待つ花橘」の人も、私も、友だちも、香りで昔の人を懐かしく思い出したのです。香りには、甘酸っぱい働きがあるのですね。
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