
京都市下京区にある文子天満宮にお参りに行って来ました。文子天満宮は菅原道真と乳母であった多治比文子(たじひのあやこ)を祀った神社です。天神信仰発祥の神社であり、上京区にある北野天満宮の前身と伝えられています。
<文子天満宮の由緒>
文子天満宮にお参りに行って来ました。文子天満宮は、京都市下京区間之町通花屋町を下がった(南に行った)ところにあり、京都駅から徒歩10分ほどの位置にあります。

自宅から徒歩で行けるのですが、お参りしたのは、今日が初めてでした。そして、その深い由緒について知ったのも初めてでした。
文子天満宮の由緒については、文子天満宮のホームページに下記のように書かれています。
【文子天満宮の御祭神、菅原道真公は、太宰府への左遷の後、失意のうちに亡くなられました。その後天候不順や政治の混乱が続き、人々はそれらの災いを道真公の怨霊が原因だと恐れました。
天慶5年(942)道真公は、道真公の乳母(うば)をつとめていた多治比文子(たじひのあやこ)に、北野の右近の馬場(現在の北野天満宮の地)にまつってもらいたいと託宣(お告げ)され、文子は自分の家の庭に小さな祠 (ほこら)をもうけ、道真公を拝んでおりました。その後、天暦元年(947)6月9日に北野天満宮が創建されました。
このように北野天満宮が創建されるきっかけをつくったのが、多治比文子だったのです】(文子天満宮ホームページより)
<文子天満宮境内>
文子天満宮はビルの間にあり、向かって左は「天神信仰発祥の神社」の石碑があり白梅が、向かって右には「文子天満宮社」という石灯籠があり紅梅が咲いていました。


本殿でお参りしました。文子天満宮は、北野天満宮同様、学業成就や合格祈願のご利益があるそうです。
また、良縁成就のご利益がある「文子殿」や、商売繁盛のご利益がある白瀧稲荷大明神もあり、お参りしました。境内には多治比文子像もあり、静かで落ち着いた雰囲気の神社でした。

<文子天満宮の文子守り>
文子天満宮のお守りやおみくじは可愛く、特製お守りは神職が手作りされたものだそうです。
どんなお願いをしてもいい一願成就のお守りです。ルールは一つのお守に対して一つの願いをすることです。着物モチーフが可愛い神職お手製のお守りなんです。初穂料千円で私も1つ頂きました。

<魔法のような魅力がある都市>
私は神社にあまり関心がなく、文子天満宮も近くなのに、お参りしたことも、由緒について知ることもありませんでした。
今回、文子天満宮に参詣して、今まで通り過ぎるだけだった神社の深い由緒や信仰される方の深い願いを感じました。

少し興味をもって掘り下げてみると、京都は歴史的文化的な宝がザクザク出てくる魔法のような魅力がある都市だと改めて感じました。

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