心を休める方法~「~べき思考」を止める~

 

心を休めるのは難しいですね。心を休めようとすると、「~すべき」「~しなければならない」「~してはいけない」と言う思考が強烈に邪魔しに来るのです。このブログでは心を休める方法を考えます。

 

<自分を責める自分>

休養するために同じ寝ているのでも、「~すべき」「~しなければならない」「~してはいけない」と罪悪感を抱いて自分を責め苛んで寝ているのと、安心して寝ているのとでは、心の休息度が全然違います。

 

私は鬱で休職していた時、「早く復帰すべきなのに」「ちゃんと働かなければならないのに」「こんなふうにダラダラしていてはいけないのに」と常に自分を責めていました。なかなか回復しないのでいつも焦っていました。

 

今から思うと、心が全く休んでいないのです。こんな心の状態で回復するわけがなかったのでした。

 

 <人を傷つける心の制限>

「~すべき」「~しなければならない」「~してはいけない」と心を抑圧するものを、私は「心の制限」と呼んでいます。「~すべき」等の「心の制限」は、本当に人を傷つけるのです。

 

夫が急逝して、鬱が悪化した時、私は食事とトイレ以外のほとんどの時間を寝て過ごしました。当時、83歳だった父が、50歳の娘の世話をしてくれました。本当に情けなくて、自分を責め苛んだのでした。

 

 <自分を責めるのを止める>

ある時「お父ちゃん、ごめんな。寝てばっかりで」と私が言うと、父が「寝たかったら、なんぼ寝てもええんやで」と言ってくれたのです。

 

父の言葉に心からほっとしました。自分を責める刃が抜けたように感じました。

 

それからは「みんな働いているのに、私は寝てばかり…」のように感じたら、「今は心身を休めるために休職しているのだ、眠って心を休めるのが私の仕事なんだ」と自分に言い聞かせたのです。

 

そして、自分を責めるのではなく、「寝たかったら、なんぼ寝てもええんやで」のように自分自身が自分に優しい言葉をかけるようにしました。

 

寝ても寝ても眠れるほど、私は深く傷つき疲れていたのです。「~べき」と自分を責めることから抜け出せて、やっと少しずつ鬱から回復しはじめたのです。

 

<疲れたら休むのは自然なこと>

心が疲れたら、まず眠るなどして身体を休め、自分が自分を責めるのではなく、優しい言葉をかけてねぎらってあげるのです。疲れたら休むのは自然なことなのです。

 

「~すべき」「~しなければならない」「~してはいけない」と心を抑圧する思考から抜け出して、心を休めることが出来るのです。

 

 

京都在住セラピスト作家:村川久夢(むらかわくむ)

 

  

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