✿インナーチャイルドカード物語✿
このページでは、インナーチャイルドカードの読み方が分からないあなたのために、出来るだけ分かりやすく、また私自身が実際に遭遇した出来事を物語のような形でお届けしています。
自分でカードが読めるようになりたい。お仕事にインナーチャイルドカードを活用していきたい。と考えている、特に初心者の方に向けた内容になっていますので、是非参考にしてくださいね。
インナーチャイルドカードの蝶、鍵、小鳥等の小さな部分に妙に惹かれたことはありませんか？このブログでは、これらのシンボルについてお話します。
＜人の内部に眠っている可能性を目覚めさせる＞
クライアントがカードから受けた印象を聞いていると、インナーチャイルドカードの小さな部分、例えば、「赤ずきん」のカードで赤ずきんの指先にとまっている蝶、「アラジンと魔法のランプ」で窓にとまっている小鳥、「困難から救う妖精」で妖精が持っている鍵等に「何故かとても気になる」と言われる方が、けっこうたくさんいらっしゃいます。
これらは、インナーチャイルドカードの蝶や小鳥や鍵等のシンボルが、潜在意識や無意識を刺激するから起こった現象なのです。これらのシンボルは、人の内部に眠っている可能性を目覚めさせることができるのです。
＜無意識が「投影」されている＞
インクの染みを見て行うロールシャッハ・テストをご存知ですか？ 本来、意味のないインクの染みでも、見る人によっては、それが人の顔に見えたり、動物の姿に見えたりするのです。
それは、その人の無意識が「投影」されていると考えられるからです。
自分でも思いがけないイメージが浮かび上がってくることもあり、そこから自分が気づいていない感情や本心に気づくのです。同じようなことを、インナーチャイルドカードを使って行うことができるのです。
インナーチャイルドカードのシンボルが気にかかる時、シンボルは、その時の自分の状況を異なる視点から分析していく有効なツールとなります。シンボルをキーワードとして、自らの深層心理を探り、そこで導き出されたものが、気づかなかった自分自身への答えなのです。答えは自分自身が知っていると言えます。
＜シンボルに込められた意味＞
インナーチャイルドカードのシンボルは、従来のタロット、物語と結びついている普遍的な象徴です。時代を経てもシンボルとして同じものが使われています。
蝶→精神的自由、変容
鳥→自由
鍵→新しい世界への扉を開ける、自分の可能性を開ける
窓→制限があっても可能性を求めることを象徴、外を見て自分の可能性を見つめる
水→不思議な見えないもの、無意識、感情
セッションを通じて求められているものは、多くの場合、隠れている自分の一面であり、自分の中から取り出さないとわからないものなのです。
＜本心を探るツール＞
シンボルには上記のような意味が込められています。しかし、だからといって、「鳥が気になりますか？ あなたは今、自由を求めています」のように型にはめるのではなく、
「鳥は自由を象徴するシンボルとして使われています。今、自由になりたい気持ちがありますか？」「何かから自由になりたい気持ちがありますか？」とクライアントに問い返し、クライアントが自分の本心を探れるようにサポートするのです。
インナーチャイルドカードのシンボルもインナーチャイルドカード自体も、自分の本心を探るツールです。そこで導き出されたものが、気づかなかった自分自身への答えなのです。答えは自分自身が知っていると言えます。
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