「あなたはあなた、私は私」と言うと、なんだか利己的で冷たいように聞こえますね。でも、「あなたはあなた、私は私」と心の境界線を引くことが大事だと感じた出来事がありました。それは、私が友だちのAちゃんと他愛のない話をしていた時のことでした。
<笑い話のつもりが…>
「ある日、私はちょっとチャラいB君に嵐山に遊びに行こうと誘われたの、B君はちょっとチャラいけれど、悪い人ではないし、嵐山も悪くないし行ってみたの。そしたら、B君好みの女の子が10人近く来ていて、笑ってしまったわ。でも、B君はみんなが楽しめるように誠心誠意尽して、頑張ってくれて楽しかった」という話をしたのでした。
するとAちゃんの表情が険しくなってきました。私が話している途中から、
「うそ~~!信じられない!気持ち悪い!その男!」と呟いていたのでした。そして、私が話し終わるとAちゃんは物凄く怒っていたのです。
<あなたの心理が理解できない!>
「久夢ちゃん、どうしそんな男なんかと一緒に嵐山に行くの!だいたいそんな男とどうして友だちなの!女の子を何人も連れて歩くその心理が許せないわ!」と物凄く怒るのです。
B君がちょっとチャラいけれど、面白くて悪い人ではない。嵐山ではとても楽しかったと私が言っても、Aちゃんは全く聞き入れないのです。
「私、久夢ちゃんにそんな男と付き合ってほしくないわ!久夢ちゃんの心理が理解できひん!」と言うのです。
嵐山に行ったのも私、B君と友だちなのも私です。なぜAちゃんがそんなに怒るのか、理解できないのは私の方でした。笑い話のつもりで話したのに、険悪な雰囲気になって、私は嫌な気分になったのでした。
<心の境界線を引くことはとても大事>
Aちゃんはとても優しい人です。人の嬉しい話は自分のことのように喜び、人のつらい話しには涙を流し、困っている人のことは放っておけずに、いつもお世話してあげているのです。
でも、今日のような「久夢ちゃんには~してほしくない」「久夢ちゃんには~であってほしい」という発言も多いのです。Aちゃんは親しい人と自分の心の境界線が引けなくなってしまっているのです。
「Aちゃん、笑い話のつもりで話したのに、Aちゃんは不愉快だったのね。ごめんなさいね。でも、嵐山は楽しかったし、B君はちょっとチャラいけれどいい人なの。だからこれからも友だちとして付きあうわ」と私が言うとAちゃんは不満そうでした。
実は、以前の私もAちゃんのような傾向がありました。心の境界線を引けなかったのです。それでずいぶんしんどい思いをしたのでした。だから思うのです。「あなたはあなた、私は私」と心の境界線を引くことはとても大事だと。
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