【こどもの日】子どもの人格を重んじ子どもの幸福をはかる日

 

今日は「こどもの日」ですね。祝日法によると「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことがこの日の趣旨であるそうです。「子どもの人格を重んじる」と聞いて、あなたはどんなことを思い浮かべられますか?

 

<子どもの人格は重んじられているか?>

5月5日は「こどもの日」、子どもの健やかな成長を祈って、五月人形を飾り、鯉のぼりを揚げ、ちまきや柏餅を食べることが思い浮かびます。

 

 

「こどもの日」の制定には、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨としてあるそうです。

 

今日は子どもの人格が重んじられているのかを考えるのも、大切だと思うのです。「こどもの人格を重んじる」と書くのは簡単ですが、本当にこどもの人格は重んじられているのでしょうか?

 

<走ってはいけない!>

古い話で恐縮ですが、私は幼い頃、「転んで怪我をしてはいけないので、走ってはいけない。外を歩く時は、絶対に大人と手をつなぐように」と祖母にきつく言い聞かされていました。5歳頃だったでしょうか、決して一人で歩けない年齢ではありませんでした。

    

家族の支配者だった祖母は、「孫の健やかな成長のために怪我をさせてはいけな」と固く信じていたようですが、のびのび遊びたい年頃の子どもに、「走るな!大人と手をつないで歩け!」とは、今から思うと酷な話です。

 

 

<子どもは親の思うようにすべき>

祖母は明治生まれだったので「子どもは親に従うもの」「子どもは親の思うようにすべき」と信じ切っていて、子どもの気持ちはそっちのけでした。エピソードが古いですが、私は今もそういう考え方や風潮が根強いように感じます。

 

この考え方は全然子どもの人格を尊重していないし、子どもを不幸にすると思うのです。

 

実際、外でのびのび遊んだ経験のない私は、小学生になって、友だちと外遊ができず、また体育が強烈に苦手で苦労しました。また、祖母のありがたくない配慮で、走った経験がないので、私は少し走るとすぐに転んでしまうようになっていました。

 

 

<子どもはいつまでも子どもではない>

子どもが転んで怪我をすることを例に取るなら、命に関わる大怪我にならないように、親や大人は注意をすべきだと思います。

 

でもそれ以外は、実際にのびのび動いて、どういうことをしたら危険なのか、自分が痛い思いをするのかを知って、それを防ぐためにはどうしたらいいのかを経験させるべきなのです。

   

子どもはいつまでも子どもではないし、親も永遠に生きていて、子どもの面倒をみられるわけではないのです。

   

<自立する力をつける>

走り回って、転んで泣いて、また立ち上がって前よりは上手に走って、でもまた転んで。考えてみると人生も同じかも知れないですね。大切なことは、転んでも自分で立ち上がり、また走り出す力をつけることなのです。

 

 

 

 

私が子ども人格を重んじられるとすれば、

それは自分や他人の命に関わるような危険から守ること、

子どもが自分の好きなことに夢中になるのを見守ること、

失敗をしたとき立ち直る方法を一緒に探すこと、

出来なかったことができるようになった進歩を認めて褒めること、

そんなことが私の心に浮かびました。

   

 

  

あなたは「子どもの人格を重んじる」と聞いて、どんなことを思い浮かべられましたか?

  

  

作家:村川久夢(むらかわくむ)

  

 

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