＜疲れていても働いた＞
私は元気で機嫌よく暮らしていますが、鬱を患ってとても辛かった時がありました。
鬱を発病した頃を振り返ると、私は仕事が忙しく、私は慢性的な睡眠不足でした。深夜の2時頃寝て、6時台に起きるのが普通でした。徹夜したこともよくありました。
疲れていても休まず働くことが、良いことのように思い込んでいたのです。休むことに強い罪悪感を抱いていました。
＜鬱になってしまった＞
ところがある時、疲れ切っているはずなのに早朝4時頃に目が覚めるようになりました。身体は疲れているのに一度目が覚めるともう眠れないのです。
最初に現れた鬱の兆候でした。早朝覚醒です。
早朝覚醒の他にも、強い倦怠感、酷い肩こり、微熱、食欲不振など、鬱の身体症状が現れました。
鬱の症状に悩まされながら勤務を続けていましたが、休むことへの罪悪感が強くて、休んでも心から休むことが出来ませんでした。鬱を発病していることに気づかなかったのです。
無理に働き続けた結果、鬱を悪化させて、長期休暇、休職、退職と追い込まれてしまったのです。
＜周りの評価を優先させていた＞
あの頃の私は、「ToDoリスト」を持って、スケジュール帳を仕事でびっしり埋めて、頑張って働いていました。「優秀な教師」「出来る人」と言う評価ばかり気にしていたのです。
休むことに強い罪悪感を抱いていました。休んで評価を下げることを恐れていたのです。自分の心身からの声より、周りの評価を優先させていたのです。
＜あなたが今すべきことは休むことではないですか？＞
私の私は自分の心身の声を大切にしています。自分の心身が発する「疲れたよ～～」と言う声を聞き逃さないように注意しています。
私は今も「ToDoリスト」とスケジュール帳を使っています。自分が「今すべきこと」を整理して明確にするためです。でも、「今すべきこと」の中に「休むこと」が入っています。「疲れたら眠って休息する」は、とても自然なことです。
スケジュール帳をびっしり仕事で埋めて、ToDoリストを持って頑張っているあなた！大丈夫ですか？あなたが今すべきことは、罪悪感を捨てて休むことではないですか？
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人からの評価や世間体、あるいは罪悪感など、自分の心を縛るものを、私は「心の制限」と呼んでいます。そして、「心の制限を外して、自分の可能性を信じ、夢を叶える」をテーマに活動しています。
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