ごもっともな正論アドバイスって役に立たないですよね?そう思いませんか?
私は告白して撃沈した昔の経験から、そのことを痛感したのです。
<は~い、ごもっとも!>
長い片思いの末に、告白して、撃沈したことがありました。相手には好きな人がいたのです。その時、相談した友だちからこんなアドバイスメールをもらいました。
「好きな人がいると言う彼の言葉が、全てを語っています。彼にとってあなたはただの友だちなのです。キツイことを言うようですが、彼のことは諦めたほうがいいです。ダラダラといつまでも引きずっても、あなたがつらいだけです。『あなたのためを思って』言うのです」
「は~い!ごもっともです~~!はは~~!」みたいなメールでした。正直言って、傷口に塩を塗られたような気がしました。
<わかっていても諦められない>
今思うと、「好きな人がいる」という彼を諦めた方がいいのは、私だってわかっていました。それでも諦め切れず、苦しくて相談しているのです。
それに、失恋の相談だけでなく、どんな相談であっても、ごもっともな正論は相談者の役に立ちません。というのも、正論は相談に来た本人が一番わかっているからです。わかっていても正論通りに出来ないから、苦しいのです。だから相談するのです。
<私がそんな相談を受けたら>
「今の私がそんな相談を受けたらどうするだろう?」と考えてみました。
まず、撃沈して混乱している相談者の気持ちをとことん聞きます。たくさんしゃべってもらって、思いを言葉にすることで、相談者が少しでも気持ちを整理できるようにフォローします。
それから、その人が少し落ち着いたら、彼(彼女)に好きな人がいることがわかった上で、どうしたいのかを一緒に考えます?
*片想いをつづける
*彼のことは諦めて距離を置く
*割りきって友だちとしてつき合い続ける
等々
どうすることが自分の気持ちにピッタリくるのかを考え、本人が決意できるまでその人の気持ちに寄り添います。
<人の気持ちに寄り添う>
今考えると、撃沈したあの時、友だちに辛い気持ちを聞いて欲しかったのだと思います。そして気持ちが少しは落ち着いたら、どうしたいのか一緒に考えて欲しかったのだと思います。
告白して、思いが実を結んで、ハッピーエンドになるのが一番ですが、今は撃沈した経験も必ずしも悪くないと思えます。
「なぜ?」って思いますか?あの時のつらい経験は、今の私に生かされいるからです。
自分もつらい経験をしているから、人の心の痛みがわかるのです。だから、失恋して辛い人の気持ちにも寄り添って考えることができるのです。
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