京都駅近辺にある新選組ゆかりの地を訪れました。新選組と言うと屯所があった壬生、池田屋事件の三条小橋、寺田屋事件の伏見等を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。でも、京都駅近辺にも新選組ゆかりの地がたくさんあるのです。本ブログでは、隠れた新選組ゆかりの地をご紹介しますね。
新選組に熱中したことがある東京在住の友人が京都を訪れました。京都駅近くで合流すると「せっかく京都に来たのだから、新選組ゆかりの地を訪れてみたい」と言ったのです。
調べてみると、京都駅近辺にも新選組ゆかりの地がたくさんありました。意外にも、自宅から徒歩３分ほどで行ける西本願寺も新選組ゆかりの地だったのです。早速、西本願寺に向かいました。
壬生の屯所が手狭になったので、一時、屯所が西本願寺内に移された時期がありました。太鼓楼と北集会所を屯所として使っていたそうです。
新選組の隊士がひょっこり現れそうな築地塀に挟まれた小路ですよね。西本願寺を跡にして、次は、「油小路事件」又は「油小路七条事変」と呼ばれている、伊東甲子太郎と藤堂平助の殉難の地に向かいました。
新選組ファンの人にはよく知られている場所なのか、碑の写真を撮る人が私たちの他にもいました。近所のことは案外知らないものですね、私は「油小路事件」のことを全く知りませんでした。そう言えば「油小路」という地名は、ここに油屋さんが多かったのか、雰囲気のある油屋さんもありました。
この近くに「幻の屯所」と呼ばれている場所があるので、そちらも訪れることにしました。「幻の屯所」は、不動堂明王院（ふどんどうみょうおういん）にありました。
そして、最後に訪れたのは、 西本願寺から屯所が移された不動堂村 です。
なんと屯所があったことを示す碑は、リーガロイヤルホテル京都の敷地内にありました。
西本願寺を始めどのゆかりの地も、自宅から徒歩10分ほどの所にあります。歴史の舞台になった地も、無関心でいると、知らないまま通り過ぎてしまうのですね。なんだか人の魅力に似ていると思いました。人も自分に無関心でいると、自分の魅力を知らないまま通り過ぎてしまいますよね。
さて、今日は隠れた新選組ゆかりの地をご紹介しました。京都駅近辺にもこんなにたくさん新選組ゆかりの地があります。私が特に新選組ファンでないこともあって、とても拙い紹介になりました。それでも何かの役に立てたら嬉しいです。
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