私が鬱になった時、私は43才でした。夫に先立たれた時、私は48才でした。鬱が悪化して教師を辞めた時、私は50才でした。
抜け殻の世捨て人状態で、「これからの人生どう生きたらいいの?」と思って途方に暮れました。
あの頃の私ほど途方に暮れていなくても、誰しも多かれ少なかれ「これからの人生とう生きたらいいの?」と言う思いがあるのではないでしょうか?
今の私が、あの頃の私に何かアドバイスできるなら、勧めたいことが1つあります。
✿自分の年表を作ろう✿
それは自分の年表を作ることです!
ちょっと大変かも知れませんが、過去の自分を振り返ると、自分を客観視できて自分が本当に何をしたいのかが、みえてくるはずです。
生まれた時から1年ずつ書きます。生まれた時のことや覚えていないことは、家族や親戚に尋ねてみるといいでしょう。
もう覚えていないほど幼い頃、自分は何が好きだったか?何に夢中になっていたか?どんな子どもだったか?
小学校や中学校の卒業文集を読み直すのもいいと思います。もしあれば昔の手帳や日記を見てみるのもいいと思います。
✿どこかで諦めた夢を取り戻す✿
私は自分のホームページを作った時に、プロフィールを書きました。自分のプロフィールに私という人物のストーリーを加え、ブログに投稿したことがありました。その時、見えてきたことがありました。
*村川久夢プロフィール ~人生捨てたものじゃない!~
小学生の私は、読書と作文が大好きでした。行政区の文集の常連だったし、作文コンクールに入賞したこともありました。ローカルラジオで私の作文の朗読が放送されたこともありました。作家になることが私の夢でした。
でも、中学以降は表に出す文章は全く書かなくなりました。才能がないと思って諦めたのです。まだ10代だったというのに…。
大学に進むと教職課程を取って、教員採用試験に合格するために熱心に勉強しました。その頃になると、作家になる夢は、完全に諦めていました。
私の目標は教員試験に合格して英語の先生になることにすり替わってしまいました。
私は自分のプロフィール、つまり年表を書くことで、作家になる夢を諦めたこと、自分が本心では書いて表現発信したいと望んでいたことを再確認しました。
✿自分の夢を再確認しよう✿
「人生の棚卸し」という言葉を時々、耳にします。自分の年表を作る作業は、「人生の棚卸し」になります。
あなたが幼い頃、夢中だったこと、中学や高校で熱心に取り組んだこと、それは何でしたか?
社会に出る時に、「~では食べていけないから」と諦めてしまったことが、あなたにはありませんか?
遠い日のあなたの夢は何でしたか?そこにあなたがこれからの人生をどう生きるべきかが隠されています。
私の場合は作家になるという遠い日に諦めた夢に気づくと、自分がすべきことが少しずつ具体的に見えて来ました。
私が作家になる夢を取り戻した時、私がしたことはブログを書くことでした。また誰でも投稿できる小説投稿サイトに投稿を始めました。
ブログを書くことも小説投稿サイトに投稿することも誰でもできることです。でも、それが出来たことは、私にはもの凄く大きい前進であり、喜びでした。
今までの人生を、年表を作って振り返り、あなたの心がワクワクしたことを具体的に振り返ってみましょう。あなたの夢を再確認しましょう。
あなたの年表を作って「人生の棚卸し」をすることでこれからの人生をどう生きたらいいかが、 見えてきますよ。
それでもあなたが、自分の夢を見つけられない時は、私に連絡して下さいね。インナーチャイルドカードを使って、あなたが自分の夢を見つけるサポートができますよ。