夫が突然に亡くなった時、
鬱が急激に悪化し、
私は過食傾向に陥りました。
<勤務が耐えきれないほど辛かった>
夫の急逝は鬱を患っている私には、
耐えられないほど大きな打撃でした。
でも、忌引休暇が明けると、
教師としての仕事が私を待っていました。
夫の四十九日の法要までは、
緊張していたのか、
なんとか気を張っていましたが、
四十九日の法要を終えると、
勤務が耐え切れないほど
辛く感じるようになりました。
その状況をなんとか乗り切るために
抗鬱剤、精神安定剤、睡眠剤等、
たくさんの薬が処方されました。
カウンセリングも毎週のように受けました。
しかし、私の鬱は急激に悪化したのです。
鬱の悪化によって、
記憶力、集中力が急激に低下し、
そこから来る
不安や緊張が大きくなりました。
私がそんな状態だったので、
生徒や同僚との関係もギクシャクして、
上手く行きませんでした。
<食べている時だけ
嫌なことを忘れられた>
仕事を終えて家に帰ると、
お菓子を食べまくりました。
夜になって翌日のことを考えると
出勤したくない気持ちでいっぱいでした。
過食してしまうのは、
そういう時間帯でした。
誰もいないガランとした部屋で
椅子に座り、足にくずかごを挟んで、
お菓子を食べました。
個包装されている煎餅やクッキーの
パッケージを物凄い速さで開けて、
パッケージはくずかごに、
凄い勢いでお菓子は口に運びました。
旨味が口に広がると、
美味しい味が消える前に
次のパッケージを開けると言う具合でした。
あっという間に袋詰のお菓子がなくなり、
なくなると次のお菓子の袋を取り出して、
気持ちが悪くなっても食べました。
食べている時だけ
嫌なことを忘れることが出来ました。
「美味しい」という感覚だけが、
当時感じられた快い感覚でした。
<体重を気にする気力もなかった>
恐ろしい勢いで体重も増加しました。
体重が増加する度に、
大きいサイズ専用のオンラインショップで
通勤用の服を買いました。
思い出すだけでも、
辛くて惨めな日々でした。
おそらくその頃の体重が、
私の体重のマックスだったと思います。
当時の体重が何kgだったかわかりません。
その頃は、体重を気にかける気力すら
残っていませんでした。
体重が何kgになっても
過食せずにはいられませんでした。
食べた後の気持ち悪さや後悔も
辛かったですが、
とにかく仕事から来るストレスが強烈で
刹那的にでもストレスを紛らわせる
過食に走っていました。
<ストレスが過食に走らせた>
夫が亡くなったのが9月でした。
その年度いっぱい必死で勤務しました。
翌年1年間休職しその後、退職しました。
休職すると私は死んだように眠りました。
心身ともに疲れ切っていたようです。
朝も昼も夜も食事とトイレ以外は、
眠り続けました。
抗鬱剤、精神安定剤、睡眠導入剤等、
薬もたくさん飲んでいました。
悪化した鬱を患いながら働く
ストレスがなくなったからか、
過食は自然に治まりました。
もし同じストレスにさらされていたら、
私の過食は続いたと思います。
ストレスが私を過食に走らせていました。
<自分を責めるのを止めよう>
悪化した鬱を患いながら働くことは、
強烈なストレスでした。
毎日仕事に行かねばならない。
ちゃんと授業しなければならない。
きちんと生徒指導できなくてならない。
休んではいけない。
間違ってはいけない。
仕事を辞めてはいけない。
教師を辞めたらあかん頑張って!
あなたは大丈夫!頑張って!
頑張って!頑張って!頑張って!
義務、禁止、激励の嵐でした。
でも、振り返ると
義務を課し、禁止し、
無理な激励をしていたのは、、
誰でもない自分自身でした。
自分を責めて
追い込んでいたのも自分でした。
私は否応なしに退職に追い込まれ
働くストレスから逃れました。
やっと心から休養できました。
ゆっくり休んでやっと
自分を責めるのを止めようと思えました。
私の過食は軽いものでしたが、
私は自分の経験から
過食や拒食が自分を責める心と
深く結びついていると感じます。
過食は医師の治療を受けるとともに
自分の心を見つめて、
自分を責める自分に気づき、
自分を受け入れることが大切だと
このブログを書きながら痛感しています。
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