こんにちは。
心の制限を外す作家＆
インナーチャイルドカードセラピストの
村川久夢（むらかわくむ）です。
あなたは、「どうせ私なんか・・・」、
「私に特技なんてないし」、
「やってみたいけれど不器用だから」、
「もう年だから」等々、
あなたの心を制限する何かを
感じたことはありませんか？
私は、あなたの心の制限を外す
ブログや著作による発信、
インナーチャイルドカードセラピーの
セッションや講座を実施しています。
今日は、「心の制限を外す講座」（基礎編）
２回目です。
「心の制限を外す講座」（基礎編）全４回の
流れをご説明します。
＜「心の制限を外す講座」計画＞
第１回：あなたを制限する心の殻を破れ！
第２回：自分の心の制限に気づこう！
第３回どのようにして心の制限を外すか？！
第４回：成功体験を振り返り実感する
✿今日のテーマ
「自分の心の制限に気づこう！」✿
今日の講座前半は、
「インナーチャイルドカード物語」の
「もしも魔法がつかえたら」
というお話をします。
インナーチャイルドカード物語は
セッションの様子やエピソードを
作家村川久夢が描いた物語です。
今回のインナーチャイルドカード物語は
「大アルカナ２：困難から救う妖精」の
カードの物語です。
登場人物は、クライアントのミエコさんと
セラピスト久夢です。
みなさんはクライアントのミエコさんに
なったつもりでこのお話を聞いて下さいね。
＜もしも魔法が使えたら ？ ＞
ある時インナーチャイルドカードセラピーの
セッションに来られたミエコさんは、
「私、自分が本当にしたいことが
わからないのです・・・」
と言われました。
今の生活に特別不満はないけれど、
自分が本当にしたいことがわからない。
そのまま年を取って行くのが
怖いとも言われました。
私はカードをシャッフルし扇型に並べました。
ミエコさんにカードを引いてもらうと
「大アルカナⅡ：困難から救う妖精」の
カードが出ました。
＊「困難から救う妖精」
私はミエコさんにこのカードの印象を
お尋ねしました。
「綺麗なカードですね～！
この可愛い魔法使いみたいに、
魔法が使えたらいいな～！」
とミエコさんは目を輝かせて、
そう言われました。
「もしも魔法が使えたら
何がしたいですか？」
と私はミエコさんに尋ねました。
「そうですね～
思い切りゆっくり眠りたいです。
それからプラトンホテルの
アフタヌーンティーに行ってみたいです。
編み物が好きなので
編み物教室にも通ってみたいです」
ミエコさんは楽しそうに
魔法が使えたらしてみたいことを
話しつづけました。
そして、少し黙った後、
思い切ったようにこう言われました。
「私、小説も書いてみたいんです」
そこで私はミエコさんにこう尋ねました。
「それは魔法が使えないと
出来ないことですか？」
ミエコさんは少し考えてから、
こう答えて下さいました。
「だって、みんなが一生懸命に
働いているの私だけが
ゆっくり眠るなんて気がひけるし・・・」
「プラトンホテルのアフタヌーンティー
そんなの私には贅沢だし・・・」
「編み物は独学で編めるし
編物教室は入会費や授業料が高いし・・・」
「小説を書くなんて才能もないし・・・」
私はミエコさんにもう一度こう尋ねました。
「それは本当ですか？
絶対に無理なんですか？」
私が尋ねると、
ミエコさんは黙って考え込まれました。
少しすると黙って考え込んでいたミエコさんが
ふいに笑い出しました。
そして笑いながら言いました。
「本当ですね。
魔法がなくてもできることばかりですね。
できない言い訳ばかりしていますね！」
「今日はゆっくりお昼寝してみます。
友だちを誘ってアフタヌーンティーにも
行ってみます。
編み物教室も探してみます。
才能はないかも知れないけれど、
小説も書いてみます。
まずはやってみます」
ミエコさんは別人のように
明るい顔になりました。
「久夢さん、スッキリしました。
何だか魔法みたい！」
そうですねミエコさん
「もしも魔法が使えたら」
と心の制限を外すことが、
魔法なのかも知れないですね！
いかがでしたか？
この物語は、「もしも魔法がつかえたら」と
自分の心の制限を外して、
「本当に自分が何をしたいのか？」
を考えることに的を絞った物語です。
この物語のミエコさんは、
人目という制限、
「贅沢だ」と感じてお金を使えない制限、
自分に投資することに対する制限、
自分の能力に対する制限等に
とらわれています。
みなさんはいかがですか？
「もしも魔法が使えたら」
何をしてみたいですか？
前半の物語はここまでです。
後半はこの物語を受けて、
「心の制限に気づくワーク」を行います。
【後半：「心の制限に気づくワーク」】
さて、「もしも魔法がつかえたら」の
お話を聞いて頂いてありがとうございます。
お疲れになりましたか？
ミエコさんと一緒に
考えていただけましたでしょうか？
今日の後半のミニワークは、
「心の制限に気づくワーク」です。
今日は、見てくださっている方が、
物語のミエコさんになって、
カードの困難から救う妖精の魔法に
かかってもらいます。
妖精は、あなたのために
いくつかの魔法を準備しています。
妖精の素敵な魔法にかかって、
ミラクルの世界で楽しく遊んでみて下さいね。
では、困難から救う妖精に
再び登場してもらいましょう。
１、最初の魔法です。
もし妖精があなたに無条件で
100億円くれるとしたら、
あなたは100億円をどのように
使いたいですか？
100億円もらったら？
バカバカしいと思わずに
自分の心に問いかけて下さいね。
物語のミエコさんのように
考えることを楽しんでみて下さいね。
２、２つめの魔法です。
１年間全てのことからフリーになる
特別休暇をもらえたら、
何をしたいですか？
仕事だけでなく、家事、育児、介護など
全てからフリーです。
1年間の特別休暇
３、３つめの魔法です。
妖精はあなたが欲しい才能を与えてくれます。
才能があたえられたら
やってみたいことはなんですか？
才能があったら
やってみたいことは？
いかがでしたか？
お金や時間や能力の制限を外したら、
自分が何をしたいのかが見えて来ましたか？
逆にいうと、自分がしたいことを
制限しているものが、見えてきましたか？
実は私も３年前、
インナーチャイルドカードセラピーの
セラピストになったばかりの頃、
このワークと似たワークをしました。
３年前の私は100億円もらったら、
「自分の作品を紙の本にして、
当時は電子書籍だったので、
大々的に宣伝する」
「自宅サロンを自分好みの
北欧風スタイルにする」
と答えていました。
今から考えると
100億円なくても比較的簡単に
できることでした。
1年間の特別休暇は、
当時、ヨガに夢中だったので、
「インドに行って、ヨガの修行をする。
ヨガ三昧の生活をして、
その記録を本にする」でした。
これも特別休暇でなくとも、
工夫して計画すればできることでした。
才能があったらしたいことは、
「ピアニスト、バイオリニストになる」です。
音楽への憧れがあったようです。
裏返すと楽器を演奏することへの
コンプレックスがあったように思います。
あれから3年経ちました。
私のエッセイ集は紙の本になりました。
自宅サロンは北欧風テーブルと椅子を買い
テーブルクロスやクッションで
北欧風にプチ改装しました。
1年間の特別休暇で
インドには行きませんでしたが、
埼玉県で開催された
インナーチャイルドカードセラピーの
創始者のセミナーに６日間参加して、
１年間の課題をクリアし、
公認ティーチャーになりました。
そして自分の講座を開設しました。
楽器は演奏していませんが、
ミュージックスクールに入学し
ボイストレーニングを始めました。
スクールのライブにも出演しました。
音楽を主体的に楽しめるようになりました。
振り返ってみると、
「何が自分を制限しているのか？」
ということが
少しずつ具体的に見えてきたことが
大きかったです。
制限が具体的に見えてくると、
「私にはムリだ！」と思えていたことが、
少しずつ「やったらできるかもしれない」
と思えるようになりました。
そして、少し勇気を出して、
実際にやってみると、
思っているよりスムーズにできました。
3回目の「心の制限を外す講座」にも
繋がりますが、
実際にやってできたという成功体験が、
少しずつ心の制限を外してくれました。
いかがでしたか？今日のミニワーク
「もしも魔法がつかえたら？」。
あなたには妖精の魔法が必要でしたか？
それとも心の制限を外す魔法が
必要でしたか？
今日は、ワークで心に浮かんだことを
ご自分で深めて下さいね。
インナーチャイルドカードって面白そう！
このカードでもっと心と向き合いたい。
インナーチャイルドカードセラピーに
ついてもっと知ってみたいと思われた方は
カードの意味をもっと知ってみたい方は
「村川久夢ってどんな人？」
と思われた方は
今日のブログは、
私の２回目のFacebookライブの内容でした。
長文を読んでいただき
ありがとうございました。
次回もまたよろしくお願いします。
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