

このページでは、インナーチャイルドカードの読み方が分からないあなたのために、出来るだけ分かりやすく、また私自身が実際に遭遇した出来事を物語のような形でお届けしています。

自分でカードが読めるようになりたい。お仕事にインナーチャイルドカードを活用していきたい。と考えている、特に初心者の方に向けた内容になっていますので、是非参考にしてくださいね。

<コートカードの意味と読み方>
インナーチャイルドカードには、従来のタロットと同じようにコートカードと呼ばれる絵札があります。コートカードの意味と読み方についてお話します。

<インナーチャイルドカードとタロットのコートカード>
インナーチャイルド : タロット
子ども(Child) ― ペイジ
探求者(Seeker) ― ナイト
ガイド(Guide) ― クイーン
守護者(Guardian) ― キング
インナーチャイルドカードでは、ペイジ、ナイト、クイーン、キングのような古めかしい宮廷の人物での呼び方は、現代の文化に反映する形に改名されています。
インナーチャイルドカードのコートカードの名前や、画像や、特質は、私たちがどのような人生の道やスートをたどろうとも、私たちを意気揚々とした意識の状態に引き上げてくれる師や模範があることを私たちに示しています。
<インナーチャイルドカードのコートカードの意味>
<子ども(Child)>

*成熟に向けての準備ができている
*子どものようなエネルギーがある
*受動的でオープンであり、次の段階を受け入れる。
ワンド:星の王子さま
星の王子様は私たち一人ひとりの中にいるスターチャイルド。スターチャイルドは新しい時代を創造するためにやって来た世代の子ども。新しい人生に対する洞察を得る。
ソード:ピノキオ
ピノキオ、嘘をつく度に伸びる長い鼻、人生を映し出す鏡で自分と向き合う。自分の人生で真実のパワーを追求することを求められる。
ハート:ゴルディロックス
ゴルディロックス、子どもの好奇心、純真さ熱意を象徴している。魂の家の側面を見ている。何が彼女に適切なのかを見ている。
クリスタル:ハックルベリー・フィン
ハックルベリー・フィン、機知に富み、トライしては失敗し、心の底では、子どものままでいたいと願う。自由と社会的役割のバランスを取る。
<探求者(Seeker)>

*探求者(Seeker)は横顔、探求者の段階になると前進し、障害を克服する
*探求者は、「オズの魔法使い」のエピソードから絵が描かれている
*誰もが何かを求めて自己実現の道(黄色いレンガ道)を歩んでいる
ワンド:ドロシー
ドロシー、イマジネーションの世界に入り、マジカルな体験をする。あなたの運命に従って、人生の探求を始めて下さい。それは魂の家に戻るための体験。
ソード:かかし
かかし、自分に頭脳があると思わなかった。ソードの探求者は明晰さを求めている。かかしは自分に頭脳があることを学び前に進む。二本のソードは目的の欠如、心の葛藤、二元論的思考を象徴しているが、最終的には統合される。
ハート:ブリキ男
ブリキ男、自分にハートがあると知らない。涙を流すと自分が錆びると感じ、ギシギシしている。ハートの癒やしを求めている人。もっと心を開く。
クリスタル:臆病なライオン
臆病なライオン、勇気を得るために仲間とともに魔法使いに会いに行く。隠れた強みやパワーを引き出す。勇気を求めている。求めるものはすべて家(魂の家)にある。
<ガイド(Guide)>

*ガイドは従来のタロットではクイーンに当たる
*クイーンを引いた時は進化の時にある
*奉仕を意味する
*クイーンは与える、寛大、善なる妖精
ワンド:ハーメルンの笛吹き男
ハーメルンの笛吹き男、インスピレーションの源泉。子どもはクリエイティブな想像性を示す。独創性があり創意に富む独自の考えである。内なるガイドに従う時。ワンドのガイドは、私たちの創造性を生かすことを示している。
ソード:ロビンフッド
ロビンフッド、正義、奉仕、善意のシンボル。真実の豊かさを意識の低い人に与える。正義を貫き、弱者を導く。真実はあなたを解放する。
ハート:北のよい妖精
(「オズの魔法使い」に登場する)北のよい妖精。目に見えない助力者や天使界の精霊たちが、あなたに愛を届けている。たとえ問題解決が不可能に思えても諦めない。自分を信じる。
クリスタル:聖ニコラス
聖ニコラス、寛大で困っている人に与える。奇跡を期待し、夢を叶える。物質界と霊的な世界をつなぎ、私たちが地上に豊かさを築く知恵を持つことを切望させる。大アルカナの「魔法使い」に相当する。
<守護者(Guardian)>

*大アルカナで3「女帝」、4「皇帝」と「女帝」が先に来ることで、愛とパワーのバランスが取れる
*愛のパワーであり、パワーの愛ではない
*責任が課される
*インナーチャイルドカードでは大天使として描かれる
ワンド
ラファエル、人類を見守り、地球上で苦しむ一人ひとりに方向性と加護をもたらす摂理の天使。ヒーリング、自然、人の魂、黄金の愛で癒やす
ソード
ミカエル、霊的と精神力の天界の化身。真実のバラを担っている。頭脳とハートを統一する。ネガティブ思考や混乱から自分の心を守る必要がある時、ミカエルの庇護下にある天使に祈ると心が安らぐ。人生の重要な決断を迫られる時、ミカエルの導きで進むべき道が明らかになるだろう。
ハート
ガブリエル、「神の英雄」を意味する。忠実な者たちには良き知らせを、悪事を働いた者には裁きをもたらす。愛の大天使、無条件の愛、アザラシが無意識の海から愛に呼ばれる。翼の虹色が変容を表す。
クリスタル
ガイア、地球の優しい守護者。柔らかな両手で地球を抱きかかえ、暖かさと深い愛情を放っている。地球と心と魂が発する賢い教えに触れてみよう。
<コートカードをどう読むか?>
上記のような意味を持つコートカードがリーディングに現れた時、どのようにリーディングするかをお話します。
コートカードの読み方1:「相談者の一面が表出する」と読む
まず、もっともわかりやすく、汎用的な読み方は、「相談者の中のそういう一面が表出する」というものです。
コートカードの読み方2:「出会う人物」として解釈する
「いい出会いがあるでしょうか?」のような問いでリーディングする時など、未来にコートカードが出たのであれば、そういう人物と「出会う」と解釈することができるでしょう。
コートカードの読み方3:「鍵となる人物」として解釈する
コートカードは、「鍵となる人物」として解釈してみるのもおもしろいです。例えば、結論や解決策に「ワンドのガイド」が出た場合、「独創性やインスピレーションに富んだ人物が、この問題を解決する鍵となるでしょう」と示されたことになることもあります。

コートカードについて書きながら、子ども、探求者、ガイド、守護者の各コートカードの大体の特徴をつかむと理解しやすいと感じました。そうして、例えば「子ども(Child)」なら、「子ども」の各カードのキーワードを知っていると、リーディングする手がかりとなると思いました。

でも基本的には、クライアントの気持ちに寄り添って、自由にリーディングすればいいと思います。上記の内容はリーディングを深めるための手がかりなのです。
※コートカードの意味は、2017年以降、毎年イーシャ・ラーナーさんのセミナーで学んだことやインナーチャイルドカードの解説書、ワークブックをもとにまとめました。あなたの参考になれば幸いです。

以上、インナーチャイルドカード「コートカード」についての説明でした。インナーチャイルドカードの各カードの意味や解釈を知りたい時は、「インナーチャイルドカード物語」をご覧下さい。講師と一緒にもっと深く学びたい時は「村川久夢インナーチャイルドカードセラピー講座」にお越し下さい。講座については下記ボタンから案内をご覧下さい。
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「インナーチャイルドカード物語」では、インナーチャイルドカード一枚一枚の意味や解釈を書いています。大アルカナだけでなく、小アルカナについても詳しく書いています。ご自分でカードの意味を知って、カードが読めるようになりたい時、お仕事にインナーチャイルドカードを活用していきたい時、是非参考にしてくださいね。
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