子どもの頃、素麺が嫌いだった~貧しさの象徴のように思えたから

子どもの頃、私は素麺が嫌いでした。夏休みのお昼はいつも素麺でした。けっこう毎日毎日だったように記憶しています。

「え⤵️また今日も素麺……」と思っても、言いませんでした。

「嫌やったら食べんとき!」と叱られるからです。

 

しかもその素麺は、「揖保乃糸」や「三輪素麺」のような高級品ではなく、安価な素麺でした。

茹でるとすぐに、ぶよぶよに伸びてコシがなく、のど越しの良さが感じられません!

母は料理が上手で、安価な旬の素材を使って工夫し、いつも美味しいものを食べさせてくれました。

なのに、なぜ夏休みのお昼は、なぜあんなに貧相だったのでしょう。ほんまに「しょうびん(「貧相な」「みすぼらしい」を表す京ことば)」でした。

 

私は昭和36年(1961年)生まれ。時は高度経済成長期でしたが、うちのような普通の庶民の食卓は、まだまだ貧しかったのかもしれません。

ちなみに、私が子どもの頃、家庭用クーラーはまだ普及していなくて、冷蔵庫も製氷室があるだけでした。

母について買い物に行くと、高級素麺はいつも食べているお手頃価格の素麺の半分くらいの量なのに、値段は倍以上でした。

わが家は、父方の祖父母と同居していたので、両親、祖父母、私、弟の六人家族でした。だから、母は賢く倹約していたのです。

 

でも、子どもだった私は、安物の素麺がわが家の「貧しさ」を象徴しているように感じていたのです。

「ほかのお家はもっと上等の『揖保乃糸』とか『三輪素麺』を食べてはるんやろうな……」と。

今思うと、あの頃は高級品を食べられる家庭が「上」、安物を食べている家庭は「下」のような序列意識があったように思います。

私は、昭和の競争社会が本当にしんどかった……。

 

時代が変わると、社会の意識も変わるのですね。

最近は、「安価で高品質な商品」や、「お得なサービス」などが得られることが、尊重されていますよね。「コスパ」ということばを普通に見聞きします。

私は、こういう社会の意識の方がしっくりきます。

 

今は、私一人の食事を用意するだけなので、「揖保乃糸」や「三輪素麺」を食べても、安価な素麺を食べても、それほど支出は変わりません。

でも、最近の素麺は安価で美味しいものがたくさんあるので、私はコスパの良い素麺を選んでいます。

「やっぱり『揖保乃糸』や『三輪素麺』は違う! 私はそっちの方がいい!」という人は、その選択が尊重され、また、私のようにコスパの良いものがいいという選択も尊重される。

一人ひとりが「自分で選べる」のが、私にはしっくりきます。

 

 

 (子どもの頃、素麺が嫌いだった~貧しさの象徴のように思えたから:村川久夢)

 

 

 

 


 

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