木槿と父娘の朝散歩

 木槿(むくげ)が一輪あざやかに咲いていました。西本願寺伝道院の赤レンガ造りの建物を背景にとても綺麗でした。

この花を見ると、亡き父と歩いた朝の散歩を思い出します――

西本願寺伝道院の木槿(ムクゲ)

 

その頃、夫の急逝でうつ病が悪化して、休職を経て早期退職したばかり。胸にぽっかり穴が空いたように空虚な毎日を送っていたのです。

当時、83歳だった父は、元気で毎朝の散歩を日課にしていました。

少しは気分が変わるかと、私も父と一緒に散歩した時期があったのです。

 

そんなある日、木槿が咲いているのを見かけたのです。

――ああ!夏だな~!

そう感じて、父に、

「おとうちゃん、木槿が咲いているわ」

と言ったのですが、

花や植物にまったく関心のない父からは、

「『むくげ』ってなんや?」

という答えが返ってきました。

「あのお花やんか」と私が指さしても、

「ああ、そうか……」と無関心でした。

 

それより父は毎朝の散歩で出会う人たちとあいさつを交わすことの方が、大切だったようです。

「おはようさんです!」と父が大きな声であいさつすると、

「おはようさんです。今日も暑いですな~」と笑顔であいさつが返ってきました。

西本願寺や辻辻にあるお地蔵さんに手を合わせてお辞儀する父が、ちょっと恥ずかしかったものです。

 

今年も西本願寺伝道院の木槿は綺麗に咲いているでしょう。木槿を見ると亡くなった父との朝散歩が思い出されます。

数年前の夏、ふと立ち止まって撮った木槿の写真。今見返しても、やっぱり胸に何かがこみ上げてきます。

二輪の木槿

 (木槿と父娘の朝散歩:村川久夢)

 

 

 

 


 

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