「これでええことにしておこう!」

気がつくと、最近、口癖が「これでええことにしておこう」に変わっていたんです。
以前は、「別に」「どうせ」「もうええわ」――そんな口癖ばかり。口癖って、気づかないうちに心の状態をあらわしているのかもしれませんね。
今回は、そんな「口癖」から見える自分の変化について綴ってみました。
<「ありがとう」が口癖の父と祖母>
昨日、父のことをブログに書いていて、父がまるで口癖のように「ありがとう」と言って、手を合わせていたのを思い出しました。
《「ありがとう」と思えると人生が満たされる!感謝がもたらす幸福と満足度の違い》
そういえば母方の祖母も、いつも「ありがとうな」と言って手を合わせていました。
二人の共通点は、「自分のことは自分でする」が当たり前、誰かに助けられることがあれば、自然と「ありがたい」と思っていたことです。
父は、駄菓子が大好きでした。足腰が弱り始めたころ、タクシーで近くのコンビニにお気に入りの駄菓子を買いに行くほどでした。
私がスーパーやコンビニで駄菓子を買ってくると、顔を輝かせて、「こうてきて(買ってきて)くれたんか、おおきに(ありがとう)」と言って手を合わせていました。

祖母は、私が田舎の家に遊びに行って、ちょっと掃除をすると、「ああ~~、久夢のおかげで家が美しなった~~! 久夢、ありがとうな」と手を合わせて喜んでくれるのです。
父も母方の祖母も優しくて大好きだったこともありますが、コンビニにちょっと寄った時、「おとうちゃんが喜ぶし」と思って父の好物の和菓子アソートやチョコシューを買ったものです。
田舎の家に行くと、祖母が喜んでくれるので、掃除をしたり、お茶碗を洗ったり、お手伝いをしたものでした。

二人とも人をあてにせず、してもらったら心からうれしそうに「ありがとう」を言っていました。ふたりのことを思い出すと、ちょっと自分が恥ずかしくなりました。
<口癖が変わった!これでいいことにしておこう!>
今振り返ると、「別に」「どうせ」「もうええわ」を連発していた頃の私は、自分の完璧主義に悩んでいました。

当時、私がこの3つを連発していた理由、今思えばこうだったと思うんです。
・自分の行動に「これでいい」と思えなかった
・人にしてもらうことに、無意識に完璧を求めていた
・思い通りにいかないと、すぐに諦めてしまっていた
そんな自分に、ようやく「これでええことにしておこう」と言えるようになりました。
年齢を重ねて、私も来年は前期高齢者になりますが、父や祖母のように人間ができていないので、自然に「ありがとう」が言えているかどうかわかりません。
でも、「別に」「どうせ」「もうええわ」とは言わなくなりました。今は、「これでええことにしておこう!」を連発しています。
やっと不完全な自分に許可を出せるようになりました。「別に」「どうせ」「もうええわ」が口癖だった頃より、ずっと穏やかになり、私自身も楽になりました。

<口癖から振り返りをしよう>
あなたはどうですか? 思い当たることはありますか?

口癖は、本人が思っているよりずっと、その人の人格をあらわしますよね。自分の口癖をキッカケにして、自分の行動や生き方を振り返ってみるのは大事です。

何気ない口癖が、実はあなたの心のクセを映しているかもしれません。ふと気づいたその時が、人生を少しだけ軽くできるチャンスかもしれませんね。
あなたの最近の口癖、どんなことばが浮かびますか?

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(口癖は心を映す鏡!「これでええことにしておこう」で人生がちょっと楽に:村川久夢)


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