
朝起きてカーテンのすき間から日の光が射し込むと、「あ~あ、今日も晴れか……」とガッカリしたものでした。世間はきっと爽やかさに満ちているのでしょう。でも、私にはその光が重たかったのです。
鬱が酷かった頃、どんなに晴れても、外に出るのがつらく感じました。そんな自分が責められているようで辛く感じていたのです。
晴れの日がつらいあなたへ、そして、あの頃の私に「晴れの日の楽しみ方は人それぞれだよ」と言うメッセージを贈るブログです。

<天気が良くても外に出られなかった>
散歩に出ると花が綺麗に咲いていました。でも、鬱の頃の私はその美しさを楽しめませんでした。
部屋に引きこもっていると、外から近所の人が立ち話をする声や子どもたちが楽しく遊ぶ歓声が聞こえてくるのです。近所の人が引きこもっている自分を批難しているような妄想にとらわれたり、子どもの歓声が耳に突き刺さるように感じたりしました。
雨の日、静かな部屋で猫たちと過ごしながら、私はようやくほっと一息つけていました。部屋の中で、好きな編み物をしたり、本を読んだり、自分の世界を楽しめるのが何よりの安らぎだったのです。

<晴れの日に家にいるのはみじめ>
振り返るとあの頃は、「天気が良い日は外に出るべき」「季節の花が咲いたら見に行くべき」「外に出て人と交流しなければいけない」などの思い込みにがんじがらめになっていました。
外は晴れているのに、引きこもって、晴れの日を楽しめない自分を「みじめ」に思っていたのです。あの頃の私は、世間一般と同じでないと「いけない!」とか「みじめだ!」と思い込んでいたのでした。思い込みに支配されていたのです。

<みんなと同じでなくていいと気づいた>
ある晴れた日、私は部屋で編み物をしていました。作品がだんだん仕上がってくると、「ここまでできた! もっと頑張ろう」と私はわくわくしていたのです。部屋で一人作業することが、私は何より好きでした。
作品が仕上がる達成感を噛みしめながら、「みんなと同じでなくてもいいのだ!」と気づいたのです。自分が楽しめる場所で「自分らしく楽しめばいいのだ」と。この瞬間、私は初めて世の中の人と同じように楽しめない自分を許せたのかもしれません。
そして、どんなに外出に適している日でも、自分が出かけたくなければ、自分の部屋にいればいいのだと感じました。
部屋で手芸をしたり、読みたい本を読んだり、ネット配信やDVDでお気に入りの映画を見たり、心が癒やされる音楽を聞いたりするのが好きならば、そうして楽しめばいいのです。
こうして、私は「世間一般と同じでない自分はみじめ」という思い込みを手放すことができたのでした。

<晴れの日の楽しみ方は人それぞれ>
そのように気づけるまでは、ゴールデンウイーク等の大型連休、桜や紅葉の頃、クリスマスやお正月等の行事の時期を世間一般と同じように楽しめない自分をみじめに思っていました。そういう特別な日が本当に嫌いだったのです。
でも、「みんなと同じでなくていい。私は私」とわかると、あんなに気になった世間一般が、あまり気にならなくなりました。世の中のみんなと違う自分を責めなくなったのです。とても楽になりました。

晴れの日がつらいあなたやあの頃の私には「晴れの日の楽しみ方は人それぞれだよ」と教えてあげたいです。晴れの日も雨の日も、すべての天気が、自分らしく過ごすための一日なのです。すべての天気が私たちに贈られた特別な一日。それぞれの空の下で、自分らしく過ごすことが、一番の幸せなのかもしれません。

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