健康は汗を流して獲得するもの

　　　　　　

鬱が再発して、一年近く不調で寝込んでしまい、非常に運動不足な生活をしていました。体調が良くなって来たので、心療内科のデイケアに参加するようになりました。

　

デイケアのリラクゼーションプログラムにも参加しています。リラクゼーションプログラムでは、前半の30分はストレッチ系のヨガをして、後半の30分はエッセンシャルオイルを焚いて、横になり、目を閉じて、リラックスします。

　

久しぶりにヨガをして体をほぐすと、固くなっていた筋肉が伸ばされて、血行が良くなり、とても気持ちが良かったです。その日は、ベッドに入るとすぐぐっすり眠れました。

　

「健康はお金で買える商品ではない。汗を流して獲得するものである」

　

という、アイアンガーヨガの創始者アイアンガー先生のことばを思い出しました。

　

私は51歳から55歳までの4年間、ヨガの心地よさの虜になり、熱心にヨガ教室に通いました。鬱のダルさや億劫感を解消できただけでなく、心身ともに健康になりました。

　

また59歳から1年間、オンラインヨガ教室でヨガを再開しました。体の柔軟さを取り戻し、肩こりや首コリがすっかり楽になり、体も引き締まりました。

　

でも、面倒さに負けて、しばらく自分で体を動かして、汗を流すことから離れてしまっていたのです。

　

薬やマッサージは、健康になるための補助なんだと思います。心療内科を受診し、じっくり休養し、鬱はかなりよくなりました。でも、最後は自分自身が汗を流して、心身の健康を獲得するのだと実感しました。

　

　

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＊村川久夢ホームページトップには、『50歳から夢を追いかけてもいい５つの理由』に頂いた感想を多数掲載しています。