江戸時代の庶民の食生活~白米をたくさん食べていた!~

 

私は、江戸時代の庶民の生活に興味があります。前回のブログでは 「住まい」 について、今回は食生活についてです。江戸時代(江戸末期)の庶民が食べていたご飯の量や人気おかず・手軽な外食について書きました。

 

▶たくさんご飯を食べていた江戸庶民

江戸で暮らす人々は、食料品の中でも値段の安かった白米をたくさん食べていました。江戸後期には成人男子1人が1日5合(約1700グラム)ものご飯を食べていたことが推計されています。

 

 

現在は、1人1日2合(460g)ほどなんだそうです。

 

江戸時代後期の風俗百科『守貞謾稿(もりさだまんこう)』によると、庶民の三食は、朝にご飯を炊き、

    

 

✅️朝食は味噌汁とご飯

✅️昼食は朝炊いたご飯と野菜か魚のおかず

✅️夜は冷やご飯でお茶漬けとお漬物

 

 

江戸っ子は、玄米ではなく、白米をお腹いっぱい食べることを自慢にしていたそうなのですが、栄養が偏って「脚気」になってしまう人も多かったようです。当時、「脚気」は「江戸わずらい」と呼ばれていました。

 

▶江戸時代の人気のおかず

さて、白米をたくさん食べていた江戸庶民のお気に入りのおかずは何でしょうか?発表しますね。

 

  

江戸庶民の人気おかず

・八杯豆腐(はっぱいどうふ)

醤油、酒、だしなどを八杯の分量で調味した出汁に、豆腐を崩して入れた汁物。

人気の理由: 安価で手軽に作れる上、熱い汁物としてボリューム感があり、米を大量に食べる庶民にとっては、ご飯が進む汁物として重宝されました。

おかずというよりは、味噌汁に代わる汁物、またはおかずを兼ねた汁物として日常的に飲まれていました。

 

・きんぴらごぼう

 

 

・煮豆

・切り干し大根の煮物

・昆布と油揚げの煮物

・小松菜のおひたし、

    

 

 

たまには魚を食べられることもありました。

 

 

・イワシの目刺し

・たたみいわし

・アサリのむき身と切り干し大根の煮物

   

そして、常時、食卓に並ぶ漬物は

・たくあん漬け

・梅干

・ぬか味噌漬け

・なすび漬け

・らっきょう

現代でもおなじみですよね。

    

お味噌汁の具材として人気だったのは

・豆腐

・大根

・納豆(!?)

 

こうしてみると大豆製品の登場率が高いですよね。豆は年中手に入る貴重なタンパク源として人気があったのです。同じく豆からつくられる豆腐や納豆も人気だったのですね。

ちなみに下級武士も庶民と似たような食事だったようで、魚を食べられるのは月に3回ほどだったとか。

 

▶江戸時代の屋台の食べ物の値段


江戸は一人暮らしの男性の多い都市だったので、外食の必要性が高かったのです。

文政年間(1818~1829年)、一般的な職業だった棒手振りの場合、一日の総売上1200文~1300文(30,000円~32,500円)、一日の日当(手取り)約500文~600文(12,500円~15,000円)だったそうです。

高級料亭でなければ、庶民でも外食を楽しめたのです。

 

 

《手軽な外食の値段》

そば・うどん:16文(400円)

天ぷら:4文~32文(100円~800円) 

※串天ぷら:4文(100円)から。盛り合わせなどは32文(800円)と幅がありました。

鴨南蛮:36文(900円)

にぎり寿司(1つ):4~8文(100円~200円)

豆腐(一丁):10文(200円)

(『守貞謾稿』より)

※1文=25として計算しました。

 

 

 


時代劇を見ていても、あまり表面に出て来ない地味な庶民は、現代の私たちが1日に2合ほどしかご飯を食べないのに対し、江戸庶民は地味なおかずとともに、その倍以上、5合ものご飯を食べて、仕事をしていたんですね。

彼らにとって、時々食べる魚や、屋台の400円のそばは、まさに明日への活力を生むご馳走だったのでしょう。さぞ美味しく感じたでしょうね。

(江戸時代の庶民の食生活~白米をたくさん食べていた!~:村川久夢)

 

 

 

  

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