【ソードのチャイルド：ピノキオ】真実を映し出す鏡で自分と向き合う時

このページでは、インナーチャイルドカードの読み方が分からないあなたのために、出来るだけ分かりやすく、また私自身が実際に遭遇した出来事を物語のような形でお届けしています。

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「自分でカードが読めるようになりたい」「お仕事にインナーチャイルドカードを活用していきたい」と考えている、特に初心者の方に向けた内容になっていますので、是非参考にしてくださいね。

【クライアントがカードから受けた印象】

いい気になっている私が、鏡の前に行くと、鏡の中の私が「てんぐになってはいけないよ。気をつけてね」と言いました。

【 「ソードのチャイルド：ピノキオ」の意味】

「チャイルド」は、どのスートも何かしらの新しい段階にいることを表しています。新しい何かが始まるのです。無垢な自分であること、オープンであること、自由であることが求められています。

「ソードのチャイルド：ピノキオ」は、自分の責任や真実を問いかけられています。自分の真実をことばに出しているか？　真実を生きているか？　あなた自身の真実をちゃんと見ているかが問われているのです。

ピノキオの鼻は、嘘をつく度に伸びる鼻です。幼い子どもは、日常の問題から逃れるために、嘘をついたり、盗んだりする誘惑にかられます。まだ、真実と自尊心の価値を理解していないからです。

このカードに出会う時は、人生を映し出す鏡で自分と向き合い、自分の人生で真実のパワーを追求する必要がある時です。

【リーディング】

「ソードのチャイルド」を学んでいた時、私のインナーチャイルドカードの学習も終盤を迎えていました。一生懸命に勉強し、大アルカナの学習を終えてからは、リーディング練習も積極的に行っていました。

私の中に「私はインナーチャイルドカードセラピーを理解して、リーディングできるようになった！」という達成感が生まれていました。同時に、私は少しうぬぼれていた面もあったのです。

真実を映し出す鏡には「いい気になっている私」が映り、鏡の中の私が「てんぐになってはいけないよ。気をつけてね」という真実に目を向けるように言ったのかも知れないです。

でも、あの頃の私は、プロのセラピストを目指すという、新しい段階に踏み出そうとする、責任と真実の中にいたのでした。

【 「ソードのチャイルド」のメッセージ】

若さゆえの無知な振る舞いで、羽目を外してしまうことがあります。そんな時、ピノキオのカードがあらわれることがあります。その時点で、私たちはもはや欲望と貪欲の糸に合わせて踊るマリオネットではなく、成熟した人生観を持った大人になったのです。

あなたは自分の人生で、真実のパワーを追求することを、求められています。あなたはどのくらい正直ですか？嘘をつく、騙す、自己欺瞞と言った長年のパターンとスッパリ縁を切りましょう。

あなたの真実の姿を明らかにする鏡で、あなた自身をはっきり見て下さい。あなたの運命の道にとどまり、道を誤らぬようにソードの精神的な意志と鍛錬の使い方を学んで下さい。

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