「お母さんは美人なのにね」「お母さんに全然似ていないね」。幼い頃から呪いの言葉のように「お母さんに似ていない」と言われたものです。美人の母と平凡な容姿の娘、この組み合わせは娘にとって本当に大変なんです。私が自分を好きになれた経験を書きました。
<容貌コンプレックス>
「美人のお母さんに似ていないこの言葉を聞く度に、自分に大変な落ち度でもあるかのように、幼い私はおどおどしました。他人の目が気になる思春期には、深く傷つき容姿に劣等感を持ったものです。
流行の可愛い衣服は避け、黒、茶、紺のような地味な色を好み、髪も無造作に束ねたり、手間がかからないショートにしたり、極力目立たないようにしていました。
「美人のお母さんに全然似ていない」つまりは母のように美人ではないと言う容貌コンプレックスに苦しめられたのです。
<可愛くなろうなんてムリ!>
でも、昔の自分の写真を見ると、母のように美人ではありませんが、若いしそれなりに可愛いんですよね。でも、どの写真も自信なげな表情で、人と写っている時は端っこにいるんです。自信のなさが表情に現れているのです。
「私なんかがオシャレして可愛くなろうなんてムリ!」と言う思い込みがありありとわかるオシャレと無縁な当時の私がなんだか痛々しいです。
<比べることに意味があるの?>
あの頃の私に会えたら、「お母さんは、お母さん、久夢ちゃんは、久夢ちゃん。親子でも別の人格だし、比べる必要なんて全然ないのよ」と言ってあげたいです。
母が大輪のバラだとしたら、私はタンポポだと思います。大輪のバラは美しいけれど、タンポポにもタンポポの美しさがあります。「バラが優れていて、タンポポは劣っている」ということにはなりません。
タンポポはバラのように華やかではないけれど、わずかな土にでも根を張って、強く精一杯咲いています。
<自分を好きでいることが大切>
「だからね、幼い久夢ちゃん、バラを好きな人がたくさんいて、タンポポを嫌う人がいても、あなたの値打ちは変わらないのよ。大事なことは、久夢ちゃん自身が久夢ちゃんの魅力を知っていることなの」やっと私も幼い久夢にこんなふうに言えるようになりました。
自分が自分の魅力に気づき自分を好きでいることが大事なのです。昔は嫌いだった自分の顔ですが、今は好きになりました。
インナーチャイルドカードセラピーに出会うことが出来たからです。インナーチャイルドカードが私の魅力を教えてくれたからです。カードの学びを深めるに連れて、私は自分を好きになり自分の長所や魅力に気づくことが出来たのです。
今は自信をつけ、作家として、インナーチャイルドカードセラピストとして自分の夢に向かって自分の道を歩んでいます。
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