インナーチャイルドカード「ソードの７」のカードでは、ペンが剣の形に描かれています。「なぜペンは剣の形をしているのか？何を象徴しているのか？」をインナーチャイルドカードセラピーの創始者イーシャ・ラーナーさんにお尋ねしました。
＜思考をより明確にできるから＞
インナーチャイルドカード「ソードの７」は、少年が窓の外を見ながら、剣の形をしたペンで何かを書いています。
私自身もインナーチャイルドカードセラピーを学び始めた頃、「なぜペンが剣の形をしているのか？」と疑問を感じました。また、クライアントも私と同じ疑問を持たれる方が多いのです。
「剣は研究や思考を象徴しているので、ペンで書くより、剣の形をしたペンで書く方が、自分の考えや思考をより明確にできるからだろか？」と私は考えていました。
その質問をインナーチャイルドカードセラピーベーシックコースでイーシャさんに尋ねたのです。
《イーシャさんに教えてもらったこと》
＜研究する時、知識を深める時＞
ソードのスートでは、このスートを表すために剣がよく使われています。剣が釣り竿になったり、ペンになったり、牢屋の柱として剣が表されていることもあります。
「ソードの７」でペンが剣の形をしているのは、この人が今、研究する時、知識を深める状態にあることを書きとめて、準備する時であることを表しているからです。
次の「８」は、具現化するタイミング、実際に表現してゆくタイミングです。なので、その前段階である「７」は、内なる方で準備をする必要があることをペンが象徴しているのです。
＜何を心配しているのか？＞
それぞれのセッションで、自分あるいはクライアントが、「何を心配しているのか？」「何が問題なのか？」と言うことと合わせて、イメージすることで、その人の問題を喚起させることができます。
その人にとって、「このシンボルがどういうものになっているか？」と言うことを探すプロセスになるのです。
＜自分がその人の鏡として＞
セッションをする時、あなたが物語の語り手の役割を担っています。相手に伝える時、その人の内なる命の力、その人の持つ素晴らしい資質と言う宝を私たちが読み取るのです。それを、カードを通して通訳する役割があるのです。
自分がその人の鏡として、カードに反映されているものを心から通訳していくことを探求してもらえればと思います。
＜素晴らしい宝物に気づくためのサポート＞
「『ソードの７』のペンが剣であるのはなぜか？」と言う質問をイーシャさんにしたことを通して、ペンが剣であることに注意を向けた人が「何を心配しているのか？」「何が問題なのか？」を一緒に深め、その人がもつ素晴らしい宝物に気づくためのサポートをするのが、セラピストとしての私の役目なのだと感じました。
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