【親の介護】認知症の父と暮らす~幼い少年になった父~

父と久夢

93歳になる父の認知症が進んで来ました。「ワシはこれから何をしたらええんや?」と途方に暮れたように私に尋ねに来ます。話しかけないと、あまり話もしなくなりました。でも、ありがたいことに、父は、幼い少年のような純粋で優しいおじいさんになりました。

   

<重い責任を担って来た父>

父は妹が3人いる長男です。聴覚障害のある異父兄と精神疾患のある異母姉もいました。長男として、ずっと頼りにされてきたのです。

   

祖父母が老いてからは祖父母の介護、祖父母を見送ってからは、異父兄や異母姉の介護もしました。父自身が老いてからは、パーキンソン病を患った母の介護、その上、鬱病を患った私の世話もしてくれたのです。

 

考えてみると父は家族の世話ばかりして来ました。今やっと重い責任を果たして穏やかな老後の日々を過ごせるようになったのです。

 

<父と一緒に暮らして感じること>

重い責任を担っていた時の父は、やたら説教ばかりする正論人間でした。それが煙たくて、父を敬遠した時期もあったのです。でも、重い責任を果たした今の、穏やかで優しい性格が、父の本質的な性格なのだと思います。

 

  

今、父は、私や弟が買ってきたお菓子を食べて、パズルゲームをしたり、本や新聞を読んだり、テレビを見たりして、穏やかに過ごしています

  

父と一緒に暮らすのが大変だなと思うこともありますが、幼い少年のような穏やかで優しい父を見ているとなんだかホッとするのです。

  

今のような穏やかな生活が続いて欲しい。父は今でも長生きですが、元気でもっと長生きして欲しいものだと願う私です。

 

村川久夢

 

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