【肩書よりも大切なもの】一級建築士と結婚した私

 

亡くなった夫は一級建築士でした。結婚するまで、「一級建築士!さぞインテリなんだろうな~」と思っていました。書斎で建築関係の本を読んだり、心酔する建築家がいたりするんだろうな~と思っていました。ところが・・・

  

<イメージと違っていた>

ところが、結婚して以来、私は夫が家で本を読んでいる姿を見たことがありませんでした

 

夫はテレビが大好きで、特にプロ野球中継、プロ野球ニュースが好きでした。巨人の大ファンで、巨人が勝った日は、勝ったことはわかっているのに、次々とプロ野球ニュースを見るのです。プロ野球以外では、バラエティ番組も好きでした。

 

 

 

そう言えば、小説は学校の教科書に出てくる小説以外、読んだことがないと言っていました。

 

 

結婚前に想像していた「一級建築士」のイメージとは、か~なり違っていました。

 

<想像と違ってもええなぁ~>

でも、一緒に生活するようになると、「想像していたようなインテリでなくて別にええなぁ~」と思うようになりました。当時、私も教師として働いていたこともあって、夫は洗濯をしたり、食事の片付けをしたり、時には食事をつくってくれたりしました。とってもありがたかったです。

 

    

一級建築士になるのは大変だと聞いています。でも私は、夫が一級建築士であるからと偉そうにしたり、鼻にかけたりしているのを一度も見たことがありませんでした。

 

夫が亡くなってから、下請けの業者の方や現場の手伝いの方が「この人には良くしてもらった」と言って、夫の遺影に手を合わせて下さったことを覚えています。

 

<肩書よりも大切なもの>

夫との結婚を決めた理由に「一級建築士だから」という気持ちがなかったと言ったら嘘になります。

 

でも、実際に一緒に暮らして「結婚して良かった」と思えたことは、夫の人柄でした。肩書やステイタスで人に対する態度を変えることなく、誰に対しても親切で善良な人柄でした。

 

 

夫が亡くなって13年経ちました。私は夢を叶えるために自分の信じた道を歩み、幸せに暮らしています。でも、やっぱり夫には生きていてほしかったと言う思いは今も同じです。巨人ファンなのに、何故か阪神タイガースでプレーしたバース選手と撮った写真が残っていました。

 

村川久夢

 

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