【失敗が怖くて行動できないあなたへ】行動を開始できた３つの理由

「久夢ちゃんは行動的ね！一人でいろんなところに行くね！」と言われます。でも、実は数年前まで一人で東京に行ったことすらありませんでした。全く行動できないタイプだったのです。でも、少しずつ行動できるようになったのは３つの理由があったからなんです。

＜行動を開始できた３つの理由＞

１）行動したい強い動機があったこと

２）心の制限に気づいて制限を外せたこと

３）おっかなびっくりでもまず行動したこと

「心の制限」を外して、行動するためのお話です。

＜東京の出版スクール参加を決意！＞

私は、本当に世間知らずで、ほとんど京都から出たことがありませんでした。新快速に乗れば、30分ほどで行ける大阪でさえほとんど行ったことがなかったのです。当然、東京には全く縁がありませんでした。

ところが、自分のエッセイや小説を小説投稿サイトに投稿するようになり、自分の作品を出版したいと願うようになりました。そして、ついに東京の電子書籍出版スクールに通うことを決めたのです。

＜根拠のない恐怖感＞

まず、大都会東京への根拠のない恐怖感がありました。新幹線にもほとんど乗ったことがありません。新幹線の切符の買い方も知らなかったのです。しかも極度の方向音痴で、人混みが大の苦手なのです。

スクールに行くことを決めたものの、どんどん気持ちが怯みました。

でも、出版スクールに行くのをやめようとは、思いませんでした。「絶対に行きたい！行って本を出版したい！」と思っていたからです。

＜必要な情報はネットで得られた＞

ありがたいことに、時代はインターネットの普及で、必要な情報は、ネットで検索すると、大体は、わかるようになっていました。東京行きの新幹線の時刻、所要時間、料金、東京駅の構内図や東京駅から出版スクールまでの写真入りの細かい地図まで調べました。

頭のなかで、自宅を出て、新幹線に乗って、東京駅に着いて、山手線に乗り換えて、最寄り駅からスクールへの行き方を、何度もシミュレーションしました。まるで遠い外国に行くような、そんな気分だったのです。

でも、わからなかったことが、わかって来ると、少しずつ気持ちが落ち着きました。

＜極度に失敗を恐れてしまう＞

その時、出版スクールのセミナー参加のために、東京には３回行きました。毎回、大騒ぎでした（汗）でも今は、東京に行くのが怖かった理由がわかります。

「間違えてはいけない！」と極度に間違いや失敗を恐れる気持ちが働いていたからなのです。

行動しなければ、失敗もしません。以前の私は、間違いや失敗を恐れるあまり、狭い自分の世界から出ようとしなかったのです。強い制限が私の心にかかっていたのでした。

「新幹線に乗り遅れたらどうしよう」「在来線を乗り間違えたらどうしよう」「山手線を逆方向に乗ったらどうしよう」「迷子になったらどうしよう」と、ええオバチャンが、幼い子どもみたいに怖がっていたのです。

＜経験が緊張をほぐした＞

その後、インナーチャイルドカードセラピーの創始者セミナー、東京でのイベント、出張セッション等で東京に何度も行きました。さすがの私も少しは慣れたようです。

新幹線に乗り遅れたら、お金はかかるけれど、次の新幹線に乗ったらいいし、それに乗れなかったら、東京でホテルを見つけて宿泊すればいい。在来線を乗り間違えたら、引き返すなり、そこから目的地への行き方を駅員さんに尋ねればいい。山手線で反対周りに乗ってしまったら、降りて、乗り直したらいい。迷子になったらナビもあるし、だれかに尋ねればいい。

「言葉の通じない場所でもあるまいし大丈夫！」と思えるようになりました。経験が緊張をほぐしたのです。