【鬱の治し方】意欲がわかない時にすべきたった1つのこと

 

意欲がわかない時にすべきたった1つのこと、それは心身を休めることです。「そんな呑気なことは言ってられないわ!」と思いましたか?今日のブログは、そんながんばり屋さんで休むこと、特に心を休めるのが苦手なあなたに送るブログです。

 

「そんな呑気なことは言ってられないわ!仕事に追われているのに!」「だれが私の代わりに家事をしてくれるっていうの!?」って真面目でがんばり屋のあなたは思われましたか?

 

その気持ちよくわかります。自分で言うのもなんでもなんですが、私もとても真面目でがんばり屋なんです。だから、休むことが苦手でした。特に心を休められなかったのです。

 

 

<過労ではないですか?>

意欲がわかないのに何かをするのは、本当に苦痛ですよね。そして、真面目な人ほど、やる気になれない自分を責めてしまうのです。

 

意欲がわかない時、コーヒーを何杯も飲んだり、様々な栄養ドリンクを試したり、自分を奮い立たせる本を読んだり、To doリストを作ったり、必死でやる気を出そうとするのです。

 

一時的に意欲は戻りますが、でもまたすぐに意欲を失ってしまうのです。

 

実は、この状態、私が鬱になった時の状況なんです。私は自分が過労だと言うことに気づかず、自分に鞭打って働いていました。鬱の身体症状が現れて、働けなくなるまで、自分の過労に気づいていませんでした。

 

 

意欲がわかないと悩んでいるあなたはどうですか?頑張りすぎていませんか?疲れているのではないですか?

 

<自然に何かしたくなるのを待ったらどうですか?>

結局、私は鬱で休職しました。休職前は仕事がつらくて、私は指折り数えて休職を待ちました。休職すると、2週間ほど、私は死んだようにぶっ続けで眠り続けました。相当、疲れていたのだと思います。

 

でも、少し落ち着いてほっとすると、仕事を休まざるを得なかった悔しさと情けなさに悩まされて何も手につかなくなってしまいました。何をする意欲も全く起こらず、強烈に焦りました。

 

「せっかく休むために休職したのだから、休んだらどうですか?自然になにかしたくなるのを待ったらどうですか?」 と心療内科のカウンセラー言われたのは、そんな時でした。

 

 

<眠って心身を休める>

本当にカウンセラーの言う通りなんです。でもその時はそうは思えませんでした。

 

仕事を続けられなかった自分への悔しさと情けなさに苛まれて、いらいらと焦って毎日を過ごしていたのです。その頃、焦りや罪悪感に災いされて、気づいていませんでしたが、私はまだ相当に疲れていました。

 

ぐっすり眠って、心身を休めることが必要だったのです。「イライラして過ごしても一日。好きなことをして心を休めて過ごしても一日」と思えるようになるまでには、しばらく時間がかかりました。事実、私は驚くほどよく眠りました。眠っても眠っても眠くて、死んだように一日中眠っていました。

 

貪るように眠って少し身体が楽になると、焦りや罪悪感が消えたわけでありませんでしたが、何かしてみようと思うようになりました。

 

  

<心を休めるには時間がかかる>

私が最初に楽しいと思えたことは、趣味の編物でした。心療内科のデイケアに通って、デイケア仲間とせっせと編物をしました。気分が落ち着くと、ヨガを習い始めました。

 

私は、みんなが驚くほど元気になりました。身体が元気になると気持ちも明るくなりました。

 

 

 

その後、私はインナーチャイルドカードセラピーに出会いました。

 

インナーチャイルドカードセラピーで自分の心を見つめるようになってやっと、人の評価や世間体ではなく、自分の心が本当に望んでいることを大切にできるようになったのです。

  

インナーチャイルドカード

 

「働かねばならない」「休むと人に迷惑がかかる」「仕事を続けられなかった私はダメな人」等々、私を苦しめていた意識を克服することができたのでした。

 

 

<休養して自然に意欲が戻るのを待つ>

じれったく感じられるかも知れませんが、疲れている自分に鞭打って働き、鬱を患った経験から、意欲がわかない時は、まず十分に休息して心身を休め、自然に何かしたくなるのを待つことの大切さを痛感するのです。

 

焦ると思いますが、「まず十分に休息して心身を休め、自然に意欲が戻るのを待つ」ことが、意欲が出る一番の近道なのです。

 

 

 

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