【エッセイ】作家の象徴「私の万年筆」~適材適所~

 

私の格子柄の万年筆です。昔、父の日に私が父にプレゼントした万年筆ですが、やや太字に書けます。日本製でペン先は14金です。ところが、細字好みの父のお気に召さず、長い間放置されていました。今は私が使っています。

  

滑らかな書き味で書き心地が良いのです。ノートに気持ちを書き連ねる時など、大量に字を書く時は、この万年筆を使うようになりました。

  

ところが、この格子柄の万年筆はしばらく書かないと、インクが固まって書けなくなってしまうのです。ペン先を洗って、何度も試し書きをしないと、なかなかもとの書き味に戻ってくれないのです。気難しい!

   

そんな時に登場したのが、シルバーピンクの万年筆です。ネットショップのポイントで買いました。送料を入れても¥1,000しなかったと思います。ペン先はステンレス製で、格子柄の万年筆の書き心地の良さには及びませんが、悪くはありません。インクがつまらないように作られているので重宝するのです。

   

書き心地と便利さで使い分けています。大量に字を書くなら格子柄、時々手紙や日記を書くだけならシルバーピンクです。

 

   

 

万年筆は作家の象徴のように感じて、時々使っていますが、実は事務的なことで字を書く時はボールペンです。そして、ブログ、エッセイ、小説を書くのは、なんと言ってもパソコンなのです。

  

「適材適所」と言う言葉がありますが、万年筆、ボールペン、パソコンを適材適所に使って、いい作品を書きたいです。一度、格子柄の万年筆で自分のエッセイや掌編小説を原稿用紙に書いてみようかな。

 

   

 

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