写真のカードはインナーチャイルドカード「ソードの2」です。あなたはこのカードからどのような印象や連想を持ちましたか?今日は「ソードの2」のカードについてお話しますね。

<「ソードの2」の意味>
「ソードの2」に描かれているフェンシングは、洞察力や相手に譲ったり身を任せたりすることも必要だという気づきを必要とするスポーツです。洞察力を持って時には相手に譲るという明確で素早い動きが不可欠です。
表面には現れていませんが、私たちの精神もこのような流儀で働くようです。
しかし、私たちの文化では、勝った負けたというようなストレスフルな二元論が支配しています。私たちはしばしば二元論に陥り、優柔不断や自信喪失に巻き込まれてしまうのです。
バランスを保つことと全体像を見失わないことを優先させることが、心の葛藤に見通しを与えてくれるのです。
「ソードの2」で描かれているフェンシングで言えば、攻める時と譲る時、このバランスが不可欠なのです。このカードでフェンシングが描かれているのは、バランスと全体像を見失わないことの大切さを体感することができるスポーツだからなのです。

<太陽は全体像の象徴>
私たちの生活のすべてのものは、相反するものに分かれています。例えば、陰と陽、男性と女性、光と影、喜びと悲しみのように二極にわかれています。
私たちは片方の極を学ぶために、その対極を学ばねばなりません。カードの絵の交差する剣は、心の葛藤を表しています。剣の背後で輝く太陽は、2つに分かれているどちらの面も照らし出しています。全体像を見失わないことの大切さを思い出させてくれるのです。
<カードから受けた私の印象>
<カードから受けた印象>
二人の若者は友人同士で、これから大海原に出て行こうとしています。二人は「がんばろうぜ!」と言って、剣をかかげて決意を示しています。
これは私が初めて「ソードの2」を学んだ時、カードから受けた印象を書いた文章です。この文章を書いたのは4年前、インナーチャイルドカードセラピスト養成講座に通っている時でした。エッセイ集の出版を計画したり、養成講座修了後、プロのインナーチャイルドカードセラピストになろうと決意していた頃でした。
みなさんは、私が書いた文章を読んで、どんなリーディングをされますか?
<リーディング>
「ソードの2」の印象を書いた文章から、当時の私の情熱が伺えます。大海原に出て行こうと決意しているのですから。でも、「がんばろうぜ!」と自分に発破をかけずにいられない不安もあったのでしょう。私の心の奥底では、情熱と不安が「ソードの2」の剣のように交差していたのです。
「ソードの2」は、バランスと全体性を示すカードです。
今の私が、あの頃の私へメッセージを送るとするならば以下のようなメッセージになります。
<私へのメッセージ>
「大海原へ出て行こうとする情熱を大切にすること。でも、一方で自分の足元を冷静に見て、今出来ることを考えることも必要だと言うことです。ソードは理性や思考、あるいは冷静さを象徴しているからです。太陽は、あなたが全体像を見失わないように、情熱と不安という2つの面を照らしてくれているのです」
私は、こんなふうにリーディングしてみました。
このようにインナーチャイルドカードの絵から受けた印象を書き出したり、リーディングして、「自分の望みを叶えるためにどうしたらいいのか?」「問題を解決するためにはどうしたらいいのか?」を考えるのは、興味深く効果的です。
いかがでしたか?インナーチャイルドカードのリーディングやセッション、レッスンに興味を持たれたら、是非、「村川久夢インナーチャイルドカードセラピー」「村川久夢インナーチャイルドカードセラピー講座」にお越しくださいね。

✿村川久夢インナーチャイルドカードセラピー講座✿

「村川久夢インナーチャイルドカードセラピー講座」では、オリジナルテキストや資料を使ってレッスンを行っています。レッスン内容も資料もわかりやすく、「心が癒やされる!」と好評を頂いています。あなたも講座を受けてみませんか?講座については下記案内ページをご覧下さい。体験レッスンもご用意しています。
*----------*
✿村川久夢インナーチャイルドカードセラピーご案内✿

「村川久夢インナーチャイルドカードセラピー」は、インナーチャイルドカードを使って、あなたの心の奥底にある夢や希望を明確にし、恐れや不安を整理し解決するサポートをします。本心がわからなくなった時、自分の心を見つめ直し整理したくなった時、どうぞ相談にいらして下さい。
*----------*
✿村川久夢著『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』✿

*----------*
*村川久夢ホームページトップには、新著『50歳から夢を追いかけてもいい5つの理由』に頂いた感想を多数掲載しています。
