私は26才の時に子宮筋腫になり、
筋腫だけを取り除く手術を受けました。
でも、またすぐに新しい筋腫ができ、
重度の月経困難症に陥りました。
長い間、子宮筋腫と
月経困難症の治療を続けましたが、
生理痛の痛みが酷くなるばかりなので、
40才の時に全摘手術を受けました。
初潮から長い長い間、
苦しみ続けた生理痛と
おさらばできたので、
私は清々した気持ちでした。
✿私を戸惑わせた慰め&励ましの言葉✿
私は特に子どもが
欲しかったわけでもなかったので、
子宮を取って子どもを生めなくなったことに
特別な感情はありませんでした。
ところが、
「久夢ちゃん、聞いたよ~可哀想に!」
*え?清々していますけれど。
「これで女の幸せとは遠くなるけれど、
仕事に専念できるやん」
*は?女の幸せって何ですか?
「旦那さん、理解あるな~感謝しなあかんよ」
*夫とは話し合いましたが、
私が感謝せなあかんことでしょうか?
という思いもしなかった
慰め励ましの言葉をもらいました。
✿心無い言葉✿
私が全摘手術を受けたのは、
今から20年くらい前ですが、
「女は子どもを生んで一人前」
というような全近代的な考えが
まだ根強かったです。
「子どもを生めない女は半人前」
「子どもを生んだこともないくせに」
「子どもがいない女は黙ってろ」等の
言葉を平気で言い放つ人が
けっこうたくさんいました。
私は全摘手術で
つらい生理痛とおさらばでき、
清々していたし、特に子どもが
欲しかったわけではないのですが、
だんだん心無い声にプレッシャーを
感じるようになりました。
「子宮」「妊娠」「出産」「育児」「お母さん」
という言葉や話題を無意識に
避けるようになりました。
そして、無意識に自分は女性として
半人前なのだと思い込むようになりました。
それから、もう一つ私を悩ませたのは、
「子どもを欲しがらない女なんて
人間としておかしい」という圧力でした。
✿選ぶのは本人でしょ!✿
子どもが欲しい人もいるでしょう。
私のように特に欲しくない人もいるでしょう。
子どもが欲しいのに
授からない人もいるでしょう。
病気で生めない人もいるでしょう。
子どもは欲しいし、生めるし、
でも経済的理由等で生めない人もいるでしょう。
個人の事情は様々ではないでしょうか?
女性の存在意義は
子どもを生むことだけですか?
男性も女性も自分の生き方を選ぶのは、
本人じゃないですか?
「子どもを生めない女は半人前」
「子どもを生んだこともないくせに」
「子どもがいない女は黙ってろ」
こんなことしか言えないおまえの方こそ
黙ってろって話です。
✿あなたの価値はあなたが決めるものです✿
私が最初に手術を受けた時、
元号は昭和でした。
二度目に手術を受けたのは平成でした。
元号が令和になった現在の若い女性、
特に病気などで子どもを生めない女性を
傷つける風潮はなくなったでしょうか?
現在の風潮に疎くなりましたが、
もし子どもが出来ないことや
心無い言葉や社会の風潮に
悩んでいる女性がいたら、
女性を「出産マシン」と勘違いしている
全近代的な風潮に「負けないで!」
と言いたい!
あなたの生き方は、
自信を持ってあなたが選べばよいのです。
あなたの価値は
あなたが決めればいいのです!
私には子どもはいません。
夫とは死別しました。
今、私は自分が選んだ道を歩んでいます。
とても満ち足りていて幸せです。
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