【ソードの9】プレッシャーを戦略に不安を武器に!!

 

新しい年度に向けて、

進学、就職、転勤、転職、復職など

気持ちが不安定になる時期ですね。

 

私は鬱で長い間休職し復職する前夜、

「出勤するのが怖い」

と言って大泣きして

夫を驚かせたことがありました。

 

新年度の新しい生活に向けて、

希望に燃えている人もいるでしょうが、

でも、本当は不安を抱えている人の方が

多いのではないかと思います。

 

 

✿新年度への抱えきれないほどの不安✿

 

新年度に転勤されるクライアントが

セッションにいらっしゃいました。

 

*新しい職場で適応して行けるか?

*ベテランになったので、

失敗できないというプレッシャーが強い

*慣れない職場で足手まといになりたくない

*家事と仕事を両立できるか不安

*子どもが高校と大学にダブル進学で

経済的にやって行けるか不安

*体力や気力の減退を感じる

 

抱えきれないほどの不安から

クライアントAさんは

非常にナーヴァスになっておられました。

 

Aさんが引かれたカードは、

「ソードの9」でした。

 

       *ソードの9

 

カードを見たAさんは、

「このカードは悪いカードですか?」

と私に尋ねられました。

 

 

✿龍から自分を守る剣が

返って自分を閉じ込めている✿

 

「このカードを見て感じられたことを

教えて頂けますか?」

と私がお尋ねすると、

Aさんは、「私が言うのですか?」

と不思議そうにされていましたが、

カードの印象を話し始められました。

 

<Aさん>

なんだか怖いカードですね。

火を吹いている龍が怖いし。

龍から自分を守るために刺した剣が、

自分を閉じ込めているように感じます。

 

<久夢>

龍が怖く感じられるのですね。

そして、剣が自分を閉じ込めているようにも

感じられるのですね。

 

<Aさん>

はい、得体の知れない龍が怖いです。

剣は自分を守ってくれているけれど、

自分を閉じ込めているように感じます。

 

<久夢>

Aさんは、この絵の中にいらっしゃいますか?

 

<Aさん>

私ですか?そうですね。

やっぱりこの少年が私のように感じます。

 

 

✿得体の知れない龍✿

 

新年度への不安でいっぱいのAさんは、

ソードの9に対して、

このような印象を話して下さいました。

 

私は「得体の知れない龍」という言葉が

気になりました。

実はこのカードには、

「少年が自分で敵に仕立て上げた龍は、

まだ良く知らない仲間である」

という意味があるのです。

 

実際Aさんは新しい生活への不安から、

「得体の知れない龍」を

作り出されているのかも知れないと

感じました。

そのことをAさんにお話すると」、

 

<Aさん>

確かにそうかもしれません。

もういろいろなことが

頭の中でごちゃごちゃになって、

それが余計に不安を

かき立てているのかも知れないです。

 

 

✿ソードを自分の武器に✿

 

私は次にAさんが自分を守るために

刺した剣は何であるのかを

お尋ねしました。

 

<Aさん>

そうですね。なんだろう?

新しい職場で適応しなければならない。

ベテランなのだから

しっかりしなければならない。

慣れない職場に早く慣れなければいけない。

もっと上手に家事も仕事も

両立しなければいけない。

高校と大学にダブル進学だから、

家計を引き締めなければならない。

もっと自分に気合を入れなければならない。

なんだか「ねばならない」ばかりですね。

 

そう言ってAさんは苦笑されました。

 

私はインナーチャイルドカードのソードには、

「思考」「計算」「計画性」

「合理性」「論理性」などを象徴しています。

剣はAさんの武器でもあることを

お話しました。

そして、Aさんの刺した剣を

Aさんの武器にするための

問いかけをしました。

 

<久夢>

職場にどのように適応するのか?

ベテランであることの具体的な長所は何か?

新しい職場に早くなれるために

今できることはなにか?

家事と仕事を上手くやって行くために

必要なことは具体的になにか?

タブル進学で

今までよりいくら多くお金が必要で、

そのために何をどのように節約するのか?

体力や気力を養うためには

具体的にどうすることが必要なのか?

「ねばならない」ではなく、

具体的に考えてみましょう。

 

<Aさん>

なるほど~!

そんなふうに考えると

なんだか気持ちが楽になって来ました。

私は不安から自分を

追い込んでいたんですね。

 

 

✿不安やプレッシャーの裏側にあるもの✿

 

<Aさん>

確かに得体がしれないと怖く感じた龍も、

自分が自分を追い込んだ不安が

作り出した幽霊みたいなものかも

しれないです。

 

<久夢>

「ねばならない」

という強いプレッシャーの裏側には、

「ちゃんとやりたい」という気持ちが

働いていると思うのです。

Aさんの不安やプレッシャーが

大きいということは、

それだけ期待や意欲が強い

ということではないですか?

 

<Aさん>

確かにそうです。

なんだかホッとして、スッキリしました。

ありがとう、久夢さん。

 

 

不安でこわばっていたAさんの表情は

穏やかになり、ホッとされた様子でした。

 

 

✿自分の未来を創り出す✿

 

新年度をひかえて、

期待や希望よりも

不安やプレッシャーの方が強いあなた。

 

インナーチャイルドカードセラピーは、

このようにあなたが自分の気持ちを整理し、

今後、どのように行動するかを

具体的に考えるサポートができます。

 

インナーチャイルドカードセラピーは、

タロットカードから生まれたカードを使い、

占いの要素もありますが、

占いではありません。

 

カードに未来を教えてもらうのではなく、

カードを使ってあなたが、

あなたの未来を創り出すサポートをする

セラピーなのです。

 

 

 

作家・インナーチャイルドカードセラピスト:村川久夢

 

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