今日のクライアントは父でした

インナーチャイルドカードセラピー

今日の私のクライアントは父でした。

 

父は7月上旬から9月中旬まで

圧迫骨折で入院していました。

伝い歩きができる程度まで回復しましたが、

入院生活で認知症が進んでしまいました。

退院後はデイサービスを利用しながら

自宅介護の日を送っています。

 

父は認知症が進んでいますが、

私がインナーチャイルドカードセラピーの

セッションをしていることは

わかっているようです。

 

「お前はカードを使って

どんなことをしてるんや?」

と父が言うので今日は父をセッションしました。

3枚のカードを使ってセッションしました。

 

<現状・テーマ>

*大アルカナ21「地球の子ども」

父の現状のカードは

大アルカナ21「地球の子ども」でした。

カードの子どもは弟に思えるそうです。

父は地球にいて

赤いハートを抱いて平和に暮らす弟を

見守っているそうです。

月が弟に災いをもたらすのではないかと

心配もしているとも言っていました。

 

<ブロックしているもの>

*ソード3

父をブロックしているものは

「ソード3」でした。

好きだった女性がいたけれど、

心の中にある壁がその女性に

近づけないようにしていたそうです。

 

<今後どう行動すべきか>

*ワンド4

今後どう行動すべきかのカードは、

ワンド4でした。

父は実際には畑仕事をしたことがなく、

畑仕事とは縁がなかった。

カードのフェアリーは軽々しく見えて

良い印象を持てないそうです。

 

「認知症が進んでいるので

セッションは無理かな?」

と私は思いましたが、

意外にも父はカードの印象を

たくさん語ってくれました。

 

特に現状のカード

「地球の子ども」の印象は

父が弟や私を見守ってくれていることが

端的にあらわれていたので、

何だか胸がジーンと熱くなりました。

 

このカードは大アルカナの

最後のカードであり、

この子どもは生まれ変わって

最初のカードにつながって行くことを

話しました。

 

父は仏教に深い関心を持っているので、

輪廻のことがすぐに理解できた様子でした。

 

父はプライドが高く

自意識過剰なところがあったのですが、

幸か不幸か認知症の為に

思ったことを率直に話してくれました。

 

父が昔好きだった女性のことは、

母から聞いたことがありましたが、

父から直接その話を聞くとは

思っていませんでした。

 

大地に種を蒔き

苗を植えるフェアリーに良い印象を

持てないことも興味深く感じました。

 

セッションの印象を父から聞いていません。

父は私のセッションに

どんな感想を持ったのでしょう。

気になります。

 

父の感想を聞いてはいませんが、

父がインナーチャイルドカードを引いて、

自分の本心を率直に語ってくれたのは

間違いありません。

 

高齢になって伝い歩きになり

認知症が進んでも、

父の本心は弟や私を気づかい

見守っているのだと知りました。

 

今日の父へのセッションは

本当に感慨深いセッションでした。

 

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*鬱・夫の死を克服した作家&

インナーチャイルドカードセラピスト

村川久夢(むらかわ くむ)

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