不可能を可能にする原動力とは?~人を突き動かす喜び

 「尊敬する人は誰ですか?」と先日、ある講座で質問されました。一番に思い浮かんだのは、キュリー夫人でした。

キュリー夫人

 

幼い頃、『キュリー夫人伝』を読んで、子どもの心にも深く惹きつけられました。キュリー夫人について書きたいことはたくさんあります。


しかし、この記事では、キュリー夫人のソルボンヌ大学留学のエピソードに焦点を当て、当時『不可能』と思われたことを『可能』にした、その原動力について考察してみたいと思います。

そして、科学の勉強に熱中するあまり栄養失調で倒れたエピソードから、地道な努力を支えるのは純粋な喜びであることをお伝えしたいです。

キュリー夫人は1867年ポーランドの首都ワルシャワに生まれました。生まれた時の名前はマリア・スクォドフスカ。5人兄弟の末子で、幼いころはマーニャと呼ばれて、とても賢く優秀な子どもでした。

マーニャと一番仲が良かったのは、同じく成績優秀な姉ブローニャ。姉は医師、妹は科学者を目指していたのです。

しかし、当時のワルシャワ大学は女子の入学を許可していませんでした。また、父には二人を大学で学ばせる経済的余裕がありませんでした。

そこでマーニャは、ブローニャにある驚くべき提案をしました。姉妹で協力して、フランスのソルボンヌ大学で学ぶことです。

姉がソルボンヌ大学で医学を学ぶ間、マーニャが住み込みの家庭教師として働き、姉に仕送りする。姉が卒業したら、次は姉がマーニャの学資を支払うという計画です。

二人は強い絆と固い意志で、この計画を断行しました。様々な困難に見舞われながら、マーニャは姉ブローニャに仕送りを続けました。

姉がソルボンヌ大学を卒業し、マーニャが大学に入学した時、彼女が家庭教師として働き、仕送りを始めてから八年の歳月が流れていました。

現在の日本でも、外国の大学へ留学するのはとても大変なことです。マーニャたち姉妹がこの計画を立てた時、日本は明治初期です。

男性優位な社会で、経済的な困難もあるなか、女性が外国の大学で医学や科学を学ぶことは不可能と思われることだったでしょう。

しかし、二人は「不可能を可能」にしたのです。

 

子どもの頃は、二人の姉妹愛に感動しましたが、今は「不可能を可能」にした姿に強く惹かれます。

 

もう一つ忘れられないのが、キュリー夫人がソルボンヌ大学で勉強に夢中になるあまり、食事を後回しにして栄養失調で倒れたという逸話です。

子どもの頃は「やっぱり偉人は違う!」と驚きました。私のような凡人が勉強に夢中になって、食事を忘れるなんてありえないと思いました。

しかし、私がすっかり諦めていた「小説を書く」という夢を実現しはじめた時、私は小説を書くことに夢中で、食事をするのが面倒で仕方がありませんでした。

食事を作る時間はもちろんのこと、食べる時間も惜しくて、毎食、たまごかけご飯を食べていました。お茶碗とお箸を持ちながら、パソコンに向かい、時々、食べるのを止めて、タイピングしたりしていました。

 

卵かけご飯

 

さすがに栄養失調にはなりませんでしたが、キュリー夫人のエピソードを実感できたのです。

キュリー夫人は「科学の発展のため」「社会に貢献するため」のような目標からではなく、未知の真実を解き明かすことへの、純粋な喜びと探求心からだったのでしょう。

「偉人」「聖女」と近寄りがたいイメージのあったキュリー夫人に人間味を感じました。

人は自分が食事を忘れるほど熱中できることに取り組んでいる時に、能力を一番発揮できるのだとも感じます。

 

キュリー夫人が女性で初めてノーベル賞を受賞されたこと、男性も成し遂げていない二度のノーベル賞受賞も素晴らしいと思います。

しかし、私はキュリー夫人が幾多の困難に出会いながら、「不可能」を「可能」にする方法を見つけ、実行したことに強い感慨を覚えます。

また、キュリー夫人が栄養失調で倒れたエピソードからは、生まれながらの「偉人」はいないのだと思いました。

それぞれ目標は違っても、自分自身が一番に夢中になれることに取り組む中で、才能を発揮して、「偉人」と呼ばれるようになるのだと感じます。

キュリー夫人は『チャンスは、それに備えている人にだけ微笑むものだ』という名言を残しています。

これは幸運やひらめきだけが発見をもたらすのではなく、地道な努力と準備を積み重ねてきた者にこそ、偶然の出来事をチャンスとして掴み取ることができる、という意味だと私は解釈しています。

この地道な努力や準備を支えるのは、夢中になれることに没頭できる喜びだと私は感じます。

 

努力や準備を支える喜び

 

私は現在64歳。キュリー夫人が生涯を終えたのが66歳と知った時、彼女の歩んだ道のりから学んだことを、特にこの2つのエピソードから学んだことを、私の残りの人生で生かしたいと強く感じました。

 (不可能を可能にする原動力とは?~人を突き動かす喜び:村川久夢)

 

 

 

 


 

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