◆数学が嫌で学校を辞めたい…64歳の今も見る夢
私はときどき変な夢を見ます。「どうしても数学がわからないので学校を辞めたいんです」と先生に相談している夢です。
夢の中で「おかしいな? たしか私、高校卒業して大学にも行ったはずやのに……」と思っているんです。そして、「いやや~~~!!!」という自分の声で目が覚めます。

64歳になった今でもそんな悪夢を見るほど、数学が嫌いでつらかったんです。
高校時代は、テストの点数で人格までランクづけされるような息苦しさがありました。
どんなに真面目に頑張っても「中」程度の成績しか取れない私は、「無駄な努力しているバカ」だったのです。文字通り「灰色の高校生活」を送ったのです。
◆大谷大学で感じた「個を尊重する空気」
そんなこともあって、高校を卒業して大谷大学に入ると、まず、数学を始めとする理系の授業がなくなって本当にホッとしました。
大学が小規模でのんびり穏やかだったのにも救われたのです。
真宗学科や仏教学科の学生たちが真剣に「これからの仏教はどうあるべきか」と論議し、自分の考えを語る姿に、自分と近いものを感じました。
もちろんいろいろな人がいましたが、私は大谷大学の人を否定しない校風に救われ、自分のペースで大学生活を楽しめました。

高校時代は、変人で落ちこぼれ扱いだった私も、少しずつ自分に自信が持てるようになったのです。
◆楽しくなくても一流だったらいいの?
大谷大学は偏差値的には決して高くないし、「三流大学」と言う人もいます。
高校時代に不登校だった大谷大学の後輩が、「しょせん高校にまともに行ってなくても合格できる三流大学ですよ」と吐き捨てるように言うのを聞いて、複雑な気持ちでした。
でも、ふと気づいたのです。「高校時代に不登校で苦しんだ人が『ここなら行けるかもしれない』と思える大学であることは、意義があるんじゃないか」と。
高校はそこそこ進学校で、評価も高かったです。でも、テストの点数と成績がすべて、ランキングで価値を決められた高校時代は、本当に楽しくなかった。
大谷大学には、人を否定しない、疑問を感じ、考える姿勢を認められる雰囲気がありました。考えることや自分の意見が認められた大学生活は、楽しく充実していました。
◆基準で子どもを決めつけていませんか?
「基準」を決めて、そこに達しない子どもを切り捨てる。あるいは、基準に達するように圧力をかける。今の教育の根底にそんな本質があるように思います。
その「基準」が、偏差値だったり、ランキングだったり、人間関係の序列だったりするのではないでしょうか?
画一的な「基準」があり、それぞれの子どもの個性を切り捨てているように感じてなりません。
成績はよくないけれど、本はたくさん読んでいて考える子ども。動物が好きでお世話が好きで仕方がない子ども。絵を描くのに時間を忘れて夢中になれる子ども。
それぞれの特質があるのに、その子たちを「基準」で低くジャッジしていないと言えるでしょうか?
◆「基準」で判断することが自己肯定感を低めている
日本の若者の自己肯定感の低さや閉塞感が、とても気にかかります。小学生の自殺者数が過去最高だということにショックをうけています。
子どもが「基準」に達するように苦しまなければならない現実が異常なのです。「基準」で人を振り分ける時代は終わったのです。
教育が子どもの個性に合わせる時が来ているのです。自己肯定感を高めるのは、個人の特質を認めて、それを伸ばす環境を整えることです。
「基準」に合わないという人からの評価を外して、自分の特質を自分自身が認められれば、自己肯定感は自然に高まるでしょう。

教育制度全体に改革が必要なのはもちろんですが、いま私たちができることもあります。人を「基準」でレッテルをはるのをやめ、その人の特質を認めることはできるはずです。
優しいこと、真面目なこと、元気なこと、評価できることはいっぱいあるのです。
◆結びに
子ども一人ひとりがどうしたいと思っているかに耳を傾け、どんな人でありたいと思っているかを感じ取り、どんな時に楽しいと感じるのかを、まわりの大人が大切にする。
教育するのは学校だけではありません。
今、私たちにできることをしましょう。自分自身をまず「基準」で判断するのをやめて、自分の特質を尊重しましょう。

自分を尊重することが、自分の子どもや孫。まわりの子どもや若者。同世代の人びとや年長者を尊重する第一歩です。
その積み重ねが、子どもの自己肯定感を支え、未来を生きる力になるのだと信じています。
(人それぞれ~世の中が決めた「基準」でジャッジしないで!:村川久夢)

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