市バスの車窓から時間旅行~葵橋から鴨川、大文字、そして京都タワー

友人のリンパマッサージサロンに行くため、久しぶりに市バス205番に乗りました。

大学3年の秋頃、地下鉄が開通するまで、毎日のように205番を利用していたので、車窓の眺めに懐かしさでいっぱいになりました。

205番が葵橋西詰のバス停から、葵橋をわたる時、信号待ちになりました。

大学時代、葵橋から眺める鴨川の景色は毎日のように見ていても「わぁ~!」と心が惹きつけられる眺望でした。

 

葵橋から見た鴨川

葵橋に近い、コーヒーやホットサンドが美味しかったお気に入りの喫茶店が見えましたが、どう見ても営業している様子がないので、寂しかったです。

でも、葵橋からみる窓の外には、あの頃と同じ鴨川が広がっていました。

小中高とどうしても学校になじめなかった私でしたが、大学はのんびり穏やかで私に会っていたのです。

205番は、そんな大学時代を思い出させてくれました。

 

帰り道、市バス4番に乗りました。出町柳の交差点で信号待ちをしていると、正面に大文字山がくっきりと見えました。

 

出町柳で見た大文字



五山の送り火で知られる「大」の字は、京都御所や鴨川周辺から、その雄大な姿がきれいに眺められます。「御所から一番美しい形に見えるように」つくられたといわれています。

大文字は、台風の暴風雨の中でも点火され、コロナ禍でも一部が点火されるなど、どのような状況でもその灯を絶やさないよう、地元の人々によって守られてきました。

第二次世界大戦中、灯火管制が敷かれた際には、白い布や画用紙を持った人々が火床に立ち、「白い大文字」を浮かび上がらせたこともあったそうです。

この五山の送り火を継承しようとする地元の人々の熱意と創意工夫に、心から感動しました。

 

そして、バスを降り、京都駅に着くと、空にそびえる京都タワーが迎えてくれました。

 

京都駅で下車すると京都タワーが迎えてくれた

京都タワーは1964年12月25日に竣工し、その3日後の12月28日に展望室が開業しました。

当時、3歳だった私は、家族に連れられて展望室に行ったことをかすかに覚えています。



京都タワー建設当時は、「古都の景観にふさわしくない」という理由で、多くの建築家や文化人、市民から猛反対を受けたと聞いています。

特に、「東寺の五重塔より高い建物は建てない」という不文律があったため、この伝統を破るものとして激しい論争になったようです。

でも、私は他府県に行って、帰って来る時、京都タワーを見ると、「ああ~帰って来た!」と思えるのです。そのように感じる人は多いかと思います。

 

自宅から見た京都タワー(左に見える大きな屋根は東本願寺)

実家の自室からも、現在の自宅からも京都タワーが見えるので、私にとって京都タワーは、まさしくランドマークなのです。

 

京都駅から205番に乗った時、半数以上が外国の人たちでした。河原町四条周辺は、見慣れないビルや装飾に、ちょっと浦島太郎状態でした。

しかし、河原町四条付近の繁華街を過ぎると、乗客はほとんど日本人になりました。

車窓から見た鴨川も、大文字も、京都駅で下車して見た京都タワーも馴染み深い京都の顔、肌感覚があります。

市バス205番や4番で京都市の下京区から左京区に移動しただけなのに、40年前の大学時代に時間旅行できました。

 (市バスの車窓から時間旅行~葵橋から鴨川、大文字、そして京都タワー:村川久夢)


 

 

 


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