【ああ、京都人】祇園祭に京都の夏を感じられるようになった

今日は京都の夏を象徴する祭「祇園祭」の山鉾巡行です。その中でも、巡行の辻回しはハイライト。

辻回しは、総重量が8トン以上ある大型の鉾・曳山・船鉾が交差点で90度方向転換する際に行なわれます。

今日もあいにくの雨の中でも無事に行われたようです。

 

以前、心療内科のデイケア、絵画プログラムで辻回しの様子をどうしても描きたくなりました。

お稚児さんから、鉾の上の人、鉾を引く人、一人ひとり夢中で描いたのです。

でも、着彩の段階になって、はたと困りました。この細かい下絵に色をどう塗ったらいいか悩んでいると、絵画プログラムの先生が、

「ワシが塗ってもええか?」と言われるのです。

「はい、お願いします」と私が答えると、

先生は、筆に鮮やかな朱色の顔彩をたっぷり含ませると、サササ~~と朱色一色で背景を塗られたのです!

私が描いた祇園祭山鉾巡行の辻回し場面

辻回しの熱気が溢れ出ているようで、「さすが先生!」と思いました。

 

実は、私、京都に生まれ育ったのですが、子どもの頃は祇園祭があまり好きではありませんでした。

京男(きょうおとこ)の父は、祇園囃子が聞かれるころになると、祇園祭に行きたかったようで、私と弟を連れて、宵々山や宵々々山に連れて行ってくれました。

人混みが怖かった幼い私は、それでなくても蒸し暑い京都の夏、満員電車並の人混みがつらくて、「何がよくて、祇園祭に来るのだろう?」と謎だったのを覚えています。

祇園祭の何がいいの?

 

そんな私が、祇園祭に受け継がれる伝統美に感動するようになったのは、心療内科に通うようになってからでした。

「え? なぜ?」と思われましたか?

私が通う心療内科は山鉾町にあり、心療内科の真ん前には、黒主山(くろぬしやま)という山が建てられるのです。

収蔵庫から取り出された山鉾の部材を釘を1本も使わず、荒縄(あらなわ)などによる縄絡み(なわがらみ)と言われる伝統技法で組み立て、懸装品(けそうひん)などで飾られるのを間近に見られるようになったのです。

鉾立を目の前で見た!

組み立てられたばかりの山鉾を本番さながらに曳く曳き初めに出会ったこともありました。目の前で巨大な鉾が動く姿は迫力満点でした。

 

人混み嫌いの私は、うつ病を患って、ますます祇園祭から縁遠くなっていました。

今の心療内科に通うようになり、院長先生に診ていただくようになると、今まで一進一退だったうつ病が、ぐんと良くなりました。

家に引きこもり、宅配業者に会うのさえ嫌っていた私が、院長先生の治療のおかげで、毎日、デイケアに通えるようになったのです。

すっかり元気になった時の祇園祭、私は自分で浴衣を着て、髪をお団子ヘアにして、デイケアに出かけました。

一人で浴衣を着て、祇園祭の真ん中にある心療内科に来られるようになったことを院長先生やスタッフに見てほしかったのです。

高校生の時、母が縫ってくれた浴衣を自力で着た

宵々山くらいだったと思いますが、帰りはデイケア仲間と一緒に動く文化財と言われる豪華で美しい山や鉾を見ながら、帰りました。

美しい月鉾

 

今ではすっかり祇園祭に対する感じ方が変わりました。毎年、7月になって祇園囃子を聞くと、「ああ、今年も夏が来たな~!」と感じるようになったのです。

祇園祭は疫病退散を祈る祭として始まりました。また、応仁の乱などで中断していた祇園祭を京都の町衆が中心になって、再興したのです。

病気平癒、復活を象徴するお祭りです。

祇園祭に季節を感じ、その伝統美に感動できるようになったのは、私がうつ病から立ち直ったことが、切り離し難く存在しています。

京都の夏が来た!

今では、祇園囃子は「私も元気になって、夏を楽しめる!」と響いています。

 (【ああ、京都人】祇園祭に京都の夏を感じられるようになった:村川久夢)


 

 

 


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