「才能がない!」と悩むあなたへ––『山月記』が教えてくれた大切なこと

 

昔読んだ小説を再読して、初めて読んだ時にはない感動を覚えたことがありますか?

 

私は、昔読んだ中島敦の『山月記』を再読して、「こんなにメッセージ性のある作品だったのか!」と驚きました。

 

中島敦

 

主人公李徴の「自分には才能がないのでは……」という恐怖感と「いや、そんなことはないはずだ!」という詩作への未練、その葛藤が自分のことのように身につまされました。

 

以前の私にも挑戦したいけれど、自分の「才能のなさ」が暴かれるようで怖くて逃げ回ったことがあったのです。

 

「才能がない」と夢を諦めたことがある人、諦めそうになっている人に読んでほしいブログです。

 

私は小さな頃から物語を書くのが好きで、小学生の頃から「小説家になりたい」と思っていました。

 

その頃は、作文で賞を取ったり、行政区の小学生文集に載せてもらったりで、「将来は小説家になりたい!」と無邪気に公言していたのです。

 

しかし、成長するにつれて、「私には才能がないから……」と感じて、夢を諦めてしまったのです。

 

ところが『山月記』の主人公李徴と同じように、どうしても小説を書く夢を諦めきれず、心の底には常に「書きたい! 一人でも多くの人に共感されたい!」という葛藤がありました。

 

英語教師として平凡だけれど安定した生活をしながら、私はいつも空虚感や欠乏感に悩まされていました。

 

 

歳月が流れ、インターネットが普及して、誰でも自分の作品を発表できるようになりました。

 

文章を書くのが大好きな私は、当時流行っていたSNSにせっせと日記を投稿するようになりました。本当は小説を書きたくて、こっそり小説指南の本を何冊も読んでいました。

 

なぜ「こっそり」だったかと言うと、公言して「才能がない」ことが暴かれることや、書いても「誰にも見向きもされない」恐怖があったのです。

 

 

その後、うつ病を発症したり、夫が急逝したりつらい出来事が重なり、「人生は永遠じゃない!」と思い知りました。

 

大変な勇気が必要でしたが、小説やエッセイを自分のブログに投稿する決意をしたのです。その時は、非常な怖さを感じました。でも、同じくらい強い喜びも感じたのです。

 

 

『山月記』の李徴は「自分には才能がないのでは」という恐れと詩作への未練とが葛藤して、虎になりました。虎になってしまうほどの李徴の苦しみが、私にもわかる気がします。

 

 

幸いなことに、私には支えてくれる人、勇気づけてくれる人がいました。

 

ブログで発信をつづけると、「久夢さんのブログに勇気づけられた」「元気をもらった」というコメントをもらうようになりました。

 

 

私の発信がそのように役立っていることが、何よりの喜びです。そしてまた、思い悩んで一歩も進めないより、たとえ一歩でも行動することに意味があることを知ったのです。

 

今まで何度も「私には才能があるのだろうか?」と思い悩みました。でも、才能があるか、ないかは、行動しないとわかりません。

 

「才能がないのでは……」と一人思い悩むより、行動することで自分を直視して、改善すべきことは改善し、伸ばせる個性をどんどん伸ばせばいいのです。

 

 

今は力が未熟で影響力が少なくても、続けることで力がつき、影響力も増すのだと感じます。

 

「書くこと」で誰かの役に立ち、少しでも幸せを届けられること。それが今の私の幸せです。

 

「自分には才能がない」という恐れを乗り越える方法は、たった一つ! 一歩踏み出して行動することです!

 

 

一歩踏み出すことが、あなたの人生を変えるのです。

 

(「才能がない!」と悩むあなたへ––『山月記』が教えてくれた大切なこと:村川久夢)

 

京都在住セラピスト作家:村川久夢

 

 

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