意欲が湧かない時は感覚に訴えて気分転換しよう！

　

　

父が亡くなった日、通夜、告別式、すべて弟が仕切ってくれました。私は側にいただけでだったのです。何かをする意欲がまったく湧きませんでした。疲れていたのでしょうね。でも、緊張していたのか、自分では疲れていることに気づきませんでした。

　

　ちょうどその時、友だちがアドバイスしてくれたことばを思い出したのでした。　

　

「意欲が湧かない時は、頭であれこれ考えるより、美味しいものを食べるとか、ぐっすり眠るとか、お風呂に入ってリラックスするとか、感覚からアプローチした方が、いい気分転換になって、意欲が戻ってくるよ」

　

テレパシーが働いたのか、弟がデパ地下で料亭のお弁当を買ってきてくれました。箸をつけるのが、ためらわれるほど、一つ一つが綺麗に作らて、美しく折り詰めされていました。口に運ぶと、どの料理も素材の風味を生かす味付けです。素材の味、出汁の旨味が感じられて、とても美味しかったです。

　

　

　

遺影の父が「ワシのぶんはないんか？　おまえらだけ食べてええな～　美味しいか？」と言っているような笑顔で私たちを見ていました。

　

　

　

お弁当は見た目がいいだけでなく、味もいいし、お腹もいっぱいになりました。　美しさは目から脳を刺激し、美味しさは口から脳を刺激し、満腹感も脳を刺激したのでしょう。食べ終わると、私は元気になってきたのです。

　

「こんな日やもん、ブログの投稿は休もうかな……」と思っていましたが、「今日も頑張って書こう！」という気持ちになれました。　無事にブログも更新できたのです。

　

あなたも意欲が湧かない時は、疲れていたりしていないか、チェックしてみて下さい。上手に気分転換するためには、美味しいものを食べるなど、感覚に働きかけるのが有効だということを、思い出して下さいね。

　

　

　

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